昭和生まれが目標としてきた米国が変質か

 2022年GDP(国内総生産)世界ランキングでは引き続き米国がトップ、中国が日本を追い越し米国に急接近の状況です。世界経済を断トツで突っ走て来た米国に大きく陰りが見えてきています。

 世界経済を牽引してきた米国の支配力の陰りに懸念を感じる所ですが、それ以上に米国の政治体制や国民の政治意識の変質に大きな違和感が感じられる様になりました。

 最近では80歳の民主党バイデン大統領が来年秋の大統領選に再選を表明しました。また、間もなく77歳になる共和党のトランプ前大統領も立候補を表明しています。二人が大統領選を争うことに成るかどうかは定かでは有りませんが、かなり有力視されています。

 最近の寿命がかなり伸びているとはいえ、80歳前後を過ぎての人に国の舵取りの大統領を託すのは常識なのでしょうか。人それぞれとは言え、80歳になった自分の体験からすれば、歩きがたどたどしくなり、一寸した物忘れにイライラし、思考や行動が保守的になり新しい挑戦に二の足を踏みます。思考の低下は自覚出来ないけれどポジティブな行動と共に劣化していることでしょう。

 そんな二人に国を託す国民の判断が主流で、二人の中から大統領の再選を有力視される現状が報道されています。更に民主党と共和党の支持者がほぼ互角で熾烈な争いが再び繰り広げられ様としています。更に前大統領として実証済みの異常な思考と行動のトランプ前大統領が共和党支持者の大部分に支持されている様です。

 米国の社会が分断され、自国のことを最優先し、他国に配慮する余裕をなくし、更に自我のみの行動に走る民衆が増え、他国に信頼され、目標とされてきた米国の民主主義が揺らいできています。

 第二次世界大戦後以来の米国の世界支配が崩れかけています。諸々の要因があるだろうけれど自然の成り行きかも知れません。一定の体制には永遠のものは無く、時代の変化に対応出来なければ他のものに変わっていくのでしょう。

 米国がどんな立ち直りを示せるか注目したい。それと共にこれ迄米国頼りで来た日本が自立の道を構築しなければなりません。日本が今までの米国の有り様に取って代わることなど出来ません。世界の中で日本の立位置を見定め、地球の全人類が良かれの方向性の中で国造りを願いたいものです。

 一寸珍しいチューリップアイスクリームを咲かすことが出来ました。ご覧ください。

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