投稿者名:nishizawa

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(真冬の様な積雪)

 昨日の1ミリにも満たないような薄らとした積雪が今年初めてのものと感激していたら、何と今日は10センチくらいの積雪となりました。

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 上の写真、当館の全景、下の写真、戸倉上山田温泉のシンボル、善光寺大本願別院と山城です。全くの銀世界、先ほどまで激しい降りでしたが、今は薄日が射し始めています。ここ暫くは、年に数回の雪かきで済んでいましたが、今年はどんなことになるのでしょうか。

 戸倉上山田温泉は、今月に入り忘年会の最盛期、連日、温泉街は賑わっています。いい湯は勿論、いい料理(私も数か所で実体験しました)が魅力です。寒さの中で、湯上り後のビール、熱燗、堪えられませんね。

 当館も、時節柄、「ロマンチックな冬(クリスマス・雪)の貯金箱」の企画展開催中です。先日は、NHK にも取材・放送して頂きました。これだけの数のクリスマス関連貯金箱、是非ご覧頂きたいと思います。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(時代を映す宝船貯金箱)

 宝船と言えども時代に影響されるものなんでしょうか。そんな宝船の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、宝船の貯金箱、陶器製、高さ8センチの小さなものです。

 戦前・戦中のものの様です。左側の船腹に「勝戦」とかかれています。戦争に勝利することを祈願しているのでしょう。

 全体にシルバーで垢ぬけている所に赤や黄金色に色づけられた宝物? が品良く目立っています。帆の真ん中部分に、赤色が消えているけれど日の丸の様です。コンパクトな貯金箱、でもなかなか見応えが有ります。勿論お金の出し口は有りません。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ワリコーのキューピー貯金箱)

 ワリコー・リッキーワイドの旧日本興業銀行(現 みずほ銀行)の提供で有名なキューピーの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、右側がワリコーのキューピー貯金箱、ソフビ製、高さ18センチです。この貯金箱、よく有るものより一寸大きめ、これらのキューピーには、お手製と称する衣装をきているケースが多いのですが、これは来ていません。お金を出すときには首をとって出します。

 左側のサンタ姿のキューピー、高さ33センチもある大きなものですが、残念ですが貯金箱では有りません。マヨネーズソースのキューピー㈱の提供品です。時節柄大いに期待したのですが残念です。どちらもご覧の通り、非常に可愛い顔をしています。ついでに紹介しました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(珍しい形の布袋貯金箱)

 収蔵品の中から、古い、大正時代以前か? 布袋さんの貯金箱を紹介します。

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 上の写真、珍しい形の布袋さん貯金箱、陶器製、高さ9センチです。

 赤い定番の大きな袋を担いでニコニコ満足顔です。袋には、本人を除く6福神が描かれています。ユニークなデザインで、今まで同じものは見かけません。小さなものですが細部に渡り良く出来ています。経年の為、汚れや、擦れがあるものの、赤色が鮮やかで、布袋さんの顔・形も分かり、まずまずの状態です。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(古い宝船の貯金箱)

 収蔵品の中から大正時代以前のものと思われる宝船の貯金箱を紹介します。

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 上の写真、経年の宝船の貯金箱、陶器製、高さ12センチです。

 正面の図柄は、経年の為個々の判別が難しいけれど七福神、裏は珊瑚などの宝物が満載の図柄でしょうか。

 舟の形も一寸変わっています。この様な小さな貯金箱が、大正時代前後? にいろいろ提供されていますが、どんな時代背景があったのでしょうか。

 宝船とは、七福神が乗る、珊瑚・金・銀・宝石など様々な宝物を積み込んだ帆船を言います。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(古い福助貯金箱)

 収蔵品の中から明治時代、若しかすると江戸時代に作られた福助の貯金箱を紹介します。

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 上の写真、古い福助の貯金箱、陶器製、高さ14センチです。

 色落ち、欠け無く、顔の表情も良く分かり、鮮やかな色彩を維持している極めて状態の良い貯金箱です。勿論、お金の出し口は有りません。一寸分かりにくいですが、左手に扇を持っています。

 江戸時代の福助は、おでこが強調され、胸の前で扇を広げているのが特徴だそうです。古いものほど額が大きく、目元がくぼんでいるそうです。

 現在、当館では、変わり種福助貯金箱のミニ企画展コーナーを設置しています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(珍しい形の大黒・恵比寿貯金箱)

 大黒・恵比寿さんが一緒の貯金箱、よくあるものですが、これは形が珍しい貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、大黒・恵比寿一緒の貯金箱、陶器製、高さ8.5センチです。

 全体が長方形の四角の中に収められ、大黒・恵比寿さんも肩身を狭くして四角の中におさまっています。真ん中の四角の赤色の中に「福」の字、お二人の何となくにこやかな表情も分かり、極、小さいものですが、良く出来ています。

 戦前のものと思われますが、比較的状態も良く貴重品です。こんな形の大黒・恵比寿貯金箱、どんな経緯で作られたのでしょうか。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(変わった珍しい貯金箱)

 古いものだと思うのですが、変わった珍しい貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、大黒さんと恵比寿さんの貯金箱、一番下の写真が、それぞれ同じ裏側の様子です。陶器製、高さ16センチ、横幅18センチです。

 この貯金箱、表から見ると、お金の入れ口が確かに有るものの、裏側がお面の様に、何も有りません。一番下の写真でご覧の通り、これには針金が付いており、壁とか柱とかに括りつけて飾ると共に、貯金箱として利用したものの様です。正直、実際の所は分かりません。

 でも、この貯金箱、素朴でなかなか味わいが有ります。大黒さんには、ネズミがよじ登り、やあやあと困った様子で頬杖をついています。大きな魚を抱えた恵比寿さんは、大口を開けて、困った様な、嬉しそうな表情です。

 表情が良く分かり、欠けもなく、色落ちもまずまずの変わった、珍しい、面白い貯金箱です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(土人形の山神貯金箱)

 収蔵品の中から興味深い貯金箱を紹介したいと思います。

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 上の写真、山神(山の神)の貯金箱、陶器製、高さ35センチです。昭和時代のもので、縁起物の置物として提供されていましたが、これは貯金箱になっています。

 戦前、あちこちの家で見られたそうです。山の神は、春になると山から降りてきて田の神になり、秋になると再び山に戻ると信じられていました。豊穣・豊作を願い信仰されていた様です。

 山の神は、女神であるとされています。この山の神、左手に、何でも願い事を叶えてくれるという宝珠? を持ち、右手には鉞を持ち、何ともアンバランスです。きっと何か意味が有るのでしょう。

 3月からの企画展「魅せられる縁起物貯金箱」では、大小、興味深い縁起物貯金箱をいろいろ展示すべく企画しています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(イケメンの福助貯金箱)

 大きな、左右対称バランスのとれた、なかなか良い顔の福助を収蔵しました。

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 上の写真、福助の貯金箱、陶器製、高さ30センチです。かなり経年のものと思われますが、状態は非常に良いものです。全く左右対称のすっきりした形、表情も、服装の色合いも控え目で良い感じです。畳の台座も、経年の傷みが見られるも、この福助に似合いです。

 福助の貯金箱は数多く収蔵していますが、この福助、中でも優れものの部類です。現在、変わり種福助を中心に福助のミニ企画展開催中です。

 どの福助も、どちらかと言えば可愛い顔をしています。頭をなでれば福を招くと言われています。先客万来、商売繁盛の縁起物です。「お多福」とペァで揃えると夫婦円満・福運倍増と言われています。

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