投稿者名:nishizawa

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(貯金箱?でいいかな)

 「でんとうこころざし」と書かれ、もし何も書かれていなければ、古い素朴な貯金箱といえるものを収蔵しました。

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 上の写真、表面に「でんとうこころざし」と書かれ、裏面に「大正拾年一月 慈光庵」と書かれた貯金箱? 木製、高さ45センチでかなり大きなものです。

 「でんとうこころざし」は、「伝灯志」でしょうか。伝灯とは、仏法が人々の心の闇を照らすのを灯火にたとえて言うそうです。

 これは、寄進をお願いするもので、貯金箱と言うわけにはいきません。でも造作は全く同じ、壁掛け式、お金を出すときは壊すことになります。きっと貯金箱を流用したものなんでしょう。

 それにしても、書かれている筆跡はなかなか見事なものに見えますが、慈光庵とはどんなところなんでしょう。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(素朴な宝珠の貯金箱)

 荒削りな、言うなれば素朴な宝珠の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、素朴な宝珠の貯金箱、陶器製、高さ9センチです。

 何の装飾も無く、整った形もしておらず、重く丈夫につくられています。勿論お金を出すときは割ることになります。当時の普及品だったのでしょうか。

 宝珠とは、如意宝珠と呼ばれ、一切の願いが意の如く叶うという願望成就の宝の珠です。如意輪観音や地蔵菩薩などが、よく手にしているのを見ます。

 明治時代の初め、貯金箱の目的で初めて作られたのが宝珠の貯金箱(貯金玉)です。お金が貯まれば、願いが叶うということで相通じることになるのでしょう。 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(達磨大師の貯金箱)

 ダルマの由来となった、禅宗の開祖と言われる達磨大師の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、達磨大師の貯金箱、陶器製、高さ26センチです。

 ブリキの様な軽い感じの焼きあがりのもので、経年で彼方此方に色落ちが目立ちます。達磨大師の貯金箱は、大小・立像・坐像などいろいろ収蔵していますが、いずれも眼光鋭く、厳めしい顔つきです。

 博多人形、金港堂のシールが貼られています。

 達磨大師は、6世紀頃の人、禅宗開祖の人と言われます。インドで生まれて中国に渡り、崇山少林寺で9年間座禅を組んで悟りに達したと言われます。あまりに長い間座禅をしていたために足が腐ってしまったという俗説があのユーモラスなダルマ人形を生んだともいいます。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(古いタヌキの貯金箱)

 大正時代以前のものと思われる出来の良いタヌキの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、古いもので、丁寧に作られていて、見るほどに引きつけられるタヌキの貯金箱、陶器製、高さ22センチです。

 陶器製でありながら、木製の様な作り、目は抜いて有り、乳首は盛り上がりリアル、眉毛・口・耳など凝った作りで感心します。

 羽織や体の色も控え目ながらリアルさが有り、芸術品の趣です。勿論、お金の出し口は有りません。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(猫? 犬の土人形貯金箱)

 猫か犬か、見分けがつきませんが、よく見る形の土人形の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、左側、やはり犬なんでしょうね。高さ15センチです。

 経年のもので、色落ちの酷いのが残念ですが、顔の造作が非常に個性的、立派な顔をしています。写真の取り方が悪いので、一寸お伝え致しかねますが。また、首輪の絵柄が凝っています。全体的に劣化しているものの、このものの素晴らしさは伺われます。

 写真右側、犬の土人形貯金箱、高さ8.5センチです。よく有る形のものですが、やはり色落ち酷く残念です。状態の良いものであれば、見栄えのするものでしょう。

 土人形の貯金箱がたくさんに集まっています。土人形に関する知識が薄く、深い検討が出来ません。知識の習得が今後の課題です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(美品の土人形貯金箱)

 役者か、歴史上か、物語か、いずれの人物を表しているのか分かりませんが、極めて状態の良い土人形を収蔵しました。

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 上の写真、誰がモデルか不明の土人形の貯金箱、高さ20センチです。

 色落ちも無く、欠けも有りません。作成時の鮮やかな色がそのままです。爽やかな、キリリッとした顔、鶴の絵柄の羽織をひっかけ、ポーズをとっています。これが貯金箱で有るのが嬉しいです。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(古い福助の貯金箱)

 古い(大正時代以前か?)福助の貯金箱を、2体収蔵しました。

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 上の写真、福助の土人形貯金箱、高さ19センチです。

 これらの古い福助は、おでこが出ていて、胸に扇を抱えているのが一般的です。この福助は、勢い有る眉毛、大きな目・鼻・口と全体に迫力ある顔で、他の福助とは違います。扇の絵も光り輝くお日様と個性的です。特別な制作意図があったのでしょうか。

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 上の写真、やはり福助の土人形貯金箱、高さ14センチです。

 古い福助によく有る顔、抱えている扇の絵もよくあるものです。どちらも経年のものですが、汚れは見られるものの、欠け・色落ちはほとんどなく状態の良いものです。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(キューピー&キティのコラポ貯金箱)

 キューピーとハローキティのコラボレーション貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、キューピー&キティのコラポ貯金箱、ソフビ製、高さ15センチです。

 かぶり物をするとハローキティ、かぶり物をとるとキューピーです。でも、頭には可愛いリボンが付いています。一寸変わったキューピー顔ですが可愛いですね。

 お金は、後ろから入れ、首を取って取りだします。100円玉で350枚入ります。サンリオの提供です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(原始家族 フリントストーン家のディノ&ペブルスの貯金箱)

 大きいディノそして一緒に遊ぶペブルスの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、ディノと遊ぶペブルスの貯金箱、硬質プラスチック製、高さ35センチです。

 ハンナ・バーベラ・プロダクション制作の「原始家族 フリントストーン」に登場します。原始家族 フリントストーンは、1960年にアメリカに登場、1961年には日本にも登場しました。

 原始時代の典型的な家族を描いたホームコメディです。当主のフレッド・フリントストーン、妻のウィルマ、娘のペブルス、恐竜のディノの4人家族です。

 ディノと遊ぶペブルス、ディノの愛敬ある顔、ぺブルスの個性的な顔、大きくて、楽しい貯金箱です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(和装の結婚衣装姿の貯金箱)

 結婚衣装姿の二人、それも本格的な和装、今時珍しい? 貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、結婚式の記念写真の様な貯金箱、陶器製、高さ26センチです。

 昭和時代の前半、結婚式も自宅が普通でした。こんな二人の姿が一般的でした。作法通りにしっかり身づくろいされている二人、どんな経緯の中で作られた貯金箱なんでしょうか。

 花婿は、不二家のポコちゃん風で爽やかな顔、花嫁は、下向きかげんの恥じらいの顔、なかなか良く出来ています。厚くしっかりした焼き物で、貯金箱としても実用的です。

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