にしざわ貯金箱かんの記録 その1 ーにしざわ貯金箱かんの概要ー

 にしざわ貯金箱かんが閉館(2019.8.31)して2年が過ぎました。一時の忙しさが落ち着いたこの時期から、時折りに、にしざわ貯金箱かんの諸々の記録をこのブログに残して行きたいと思います。永遠の過去・現在・未来の中でほんの一瞬に現れたに過ぎない”にしざわ貯金箱かん”に有り難くも興味を持たれた方にメッセージを残したいと思います。

 

にしざわ貯金箱かんの概要

 

所 在 地  〒389-0821 長野県千曲市上山田温泉3-10-5

電話番号  026-213-4612   ファックス番号 026-275-1505

ホームページアドレス  http://www.chokinbako.ecnet.jp

オープン  平成20年4月1日

運営主体  西沢商事株式会社

資 本 金  50,000,000円

敷地面積       2285.36平方メートル(692.53坪)

建物面積  一階 470.20平方メートル(142.48坪)

             二階 448.07平方メートル(135.78坪)

             合計 918.27平方メートル(278.26坪)

 

主たるスペースの面積

  貯金箱展示室(一階)  226.4平方メートル(68.6坪)

  売    店(一階)   18.31平方メートル(5.55坪)

  ギャラリー (二階)   88.97平方メートル(26.96坪)

  趣味いろいろ(二階)   34.41平方メートル(10.43坪)

  お金いろいろ(二階)   52.39平方メートル(15.88坪)

  大駐車場      1333.36平方メートル(404.05坪)

 

当館建築で、特に留意した事

 全館、バリアフリーを徹底したこと。その象徴は、二階建てであるも、エレベーターを設置しました。

 

それぞれのスペースの活動内容

 貯金箱展示室

  1. いろいろな貯金箱を展示しています。
  2. 原則として、回りの壁面と真中の島の奥半分が、常設展示分です。常設展示としていますが、常に、入れ替え・追加をしていますので、半年位の間隔で来館されると、大分変っています。
  3. 入口の山展示と、真ん中の島の前半分は、企画展スペースです。ほぼ二カ月毎に新しい企画展を開催しています。
  4. 貯金箱は、現在、6000種類を超え、展示室には、約3000種類を展示しています。
  5. 貯金箱の管理は、一個一個について、デジカメで撮り、パソコンに落とし、かつアルバム保存して、双方で管理しています。
  6. 収蔵庫では、ジャンル毎に区分けし、あいうえお順に、棚に収納し、入出庫等、整理の迅速・効率化を図っています。
  7. 貯金箱の収集は、馴染みの骨董屋・キャラクター専門業者の持ち込み、インターネットからの購入、私の骨董屋・リサイクル店巡りなどです。 尚、 数は、少ないが、寄贈頂くものもあります。

 

売   店

  1. 貯金箱だけを販売しています。但し、当館の絵葉書は、販売しています。
  2. 仕入は、インターネットの卸業者が主体です。その他珍しい物等は、卸業者以外からも仕入ます。自分が、納得した物を仕入れます。
  3. 貯金箱収集の中で、ダブルものが多く、それを低価格で販売しています。
  4. カラクリ貯金箱など、実際に使って頂くと、販売に繋がります。

 

ギャラリー

  1. 絵画・陶芸など、プロ・アマ問わず、貸しギャラリーとしての利用です。
  2. ギャラリーと博物館の相乗効果を期待しています。
  3. 現状は、当初の目的と期待に向かって、思考錯誤の段階です。

 

趣味いろいろ

  1. 地元のコレクターが、自慢の収集品を展示します。
  2. コレクターは、収集品を他人に見てもらいたい欲望が有ります。それを手助けします。
  3. 当館は、来館者に幅広く、楽しみを提供出来、また、来館者の増加も期待出来ます。

 

お金いろいろ

  1. 日本の古銭・硬貨・紙幣の一通りを展示しています。
  2. 記念硬貨・ミントセット・プルーフセットは、ほぼ完全に展示しています。
  3. 1000枚完封100円札・A―A券・数字横並び券など、趣味的収集も展示しています。
  4. 千両箱・銭箱など、お金関連用品も展示しています。
  5. 外国の変わった硬貨・紙幣を展示し、逐次、展示替えしています。
  6. 歴史の証拠、「戦時債権」も展示しています。
  7. 私(館長)の収集趣味は、当初、古銭関連に有ったのですが、一通りの収集後、以後の収集は、金銭的に無理と判断、貯金箱収集に変更したものです。それは、昭和50年(1975年)に入ってからで、貯金箱収集期間は、35年近くになります。

 

今後の展望

現在、貯金箱の収蔵数は、約6000種類。日本では、尼崎の世界貯金箱博物館が、多くの世界の貯金箱も集めており、収蔵数約13000種類で、一番、当館は、二番です。因みに、世界貯金箱博物館は、尼崎信用金庫の企業博物館です。

  1. 引き続き、貯金箱の収集に努め、収蔵数につき、日本で一番を目指します。
  2. キャラクター貯金箱の収蔵数が多いので、興味ある展示方法を検討します。例えば、キャラクターの誕生時期を調べ、同時期の物を、一か所に展示し、その時期の政治・経済・文化など時代背景を掲示し、関連性を考えて頂く等。
  3. 今後とも、キャラクター貯金箱の収集には力を入れ、独自性のある展示に努めます。
  4. 定期的に企画展を実施し、話題性の有るものを考えます。
  5. 貯金箱について、研究を重ね、貯金箱に関する知識・情報・広報の拠点となり、博物館としての存在意義を高めます。
  6. ギャラリー・趣味いろいろ・お金いろいろの展示室については、あくまでも付属施設として、来館者に喜ばれる様、充実に努めます。

                                 以上

                    (平成21年<2009年>8月31日現在)

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