にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(戦前の軍人貯金箱)

 朝から陽が射し穏やかな良い天気です。今日から大部分の事業所が本格的な活動に入ることでしょう。長期休み明け、それも正月休み、何となく憂鬱なところですが、今日の天気模様は、そんな気分を幾分でも和らげることでしょう。

 自分にとっても会社員時代はそんなところでした。その後個人事業者になって今まで、20年を超えますが、そんな気分は少しもありません。しっかり休んだという気分もなく、いつも何かして動いてきました。使われる身とオンリーワンの違いでしょうか。何とか生計が回れば、やはりオンリーワン(使われる身ではない)は良いものです。

 そんな訳で、私の正月は31・1・2日で、3日から開館しました。その正月も三分の二は何かの仕事をしていました。まあ、これを良しとするのもそれぞれの方の考え方、推奨する積りはありません。

 さて、戦前の海軍兵士の貯金箱を収蔵しました。今は、戦前・戦中の貯金箱を積極的に収集しています。ネットオークションが中心ですが、これらの出品が極端に少なくなっています。貯金箱自体の出品は多少増加傾向と感じるのですが、マニア以外の所有が減っているのでしょうか。

 上の写真、戦前の海軍兵士の貯金箱、陶器製、高さ9センチです。

 全体に色落ち・汚れが目立ちますが、容姿は明瞭です。

 水兵が手旗信号を送っている姿です。顔の表情・作業の様子が良く分かります。時代を映す貯金箱です。

 底裏に小さな穴が開いていますが、お金の出し口にはなっていません。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展、「十二支貯金箱展」の展示品からの紹介です。陶器製、一寸大きめの干支の寅の貯金箱です。昭和時代によく見られた漫画っぽい感じのフィギア貯金箱です。何となくお目出度そうで今年の幸運を応援してくれています。

  

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