にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(オキュパイド ジャパンの貯金箱)

 今日、15日は定休館日ですが旧盆なので開館しています。明日は休館させて頂きます。

 昨日、来館されたご婦人が、「貯金箱の展示を見て鳥肌が立ちました。凄いですね。」と言われました。地道な努力が評価され嬉しかったですね。

 さて、西洋人顔の人物で、なかなかリアル、床屋さんの様です。MADE IN OCCUPIED JAPAN(メイド イン オキュパイド ジャパン)ー占領下日本で製造ー の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、オキュパイド ジャパンの貯金箱、陶器製、高さ10センチです。

 小型のものですが、丁寧に丈夫に作られています。使用済みのカミソリ入れとして使われたものかもしれないとのことです。出し口はありません。

 第2次大戦後の1947年~1952年までの5年間、日本からの輸出品にはオキュパイド ジャパンの刻印を付ける様、GHQから命じられていました。この貯金箱にも薄くなっていますが、底裏に刻印が認められます。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「伝統的な貯金箱展」の展示品からの紹介です。右手に徳利、左手に通帳、「酒買い小僧」型?、定番の凝った縁起物のタヌキ貯金箱です。また、徳利は得を身につけよう、通帳は信用第一を意味するそうです。タヌキは他抜きの語呂合わせで商売繁盛などの縁起物です。陶器製、高さ22cm

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