にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(瀬戸色絵の大黒・恵比寿貯金箱)

 3月もどんどん過ぎて行きます。学校の卒業式も、間もなく最盛期に入ります。ここ暫く寒さもぶり返すとの天気予報ですが、確実に暖かくなっています。周りの雑草も緑濃く目立ってきました。成長・巣立ちの季節です。さぁ、私も私なりの今年に向かって進むことにしましょうか。

 さて、経年のもの、大正時代以前のものと思われますが、何時ころのものか定かには分かりません。瀬戸色絵(色絵とは、代表的な陶磁器の装飾技法のひとつ。陶磁器のうわぐすりの上に顔料で絵や文様を描いて焼き付けたもの。)の大黒・恵比寿貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、瀬戸色絵の大黒・恵比寿貯金箱、陶器製、大黒 高さ13.5センチ、恵比寿 高さ14.5センチです。

 どちらも丈夫な作りで、色鮮やかにしっかり焼き上げられています。顔も柔和な良い顔です。

 大黒さんは袋の口、恵比寿さんは鯛の尻尾にお金の入れ口があり、出し口はありません。それぞれ入れ口を掲げていてユーモラスです。

 貯金箱としては使い勝手が良さそうですが、見栄えが良くて壊せそうもありません。単なる普及品ではないでしよう。

 以前にも瀬戸の色絵の貯金箱を収蔵しており、体に付着している粟粒の様なものが同一です。何かの特徴でしょうか。

 恵比寿さんの見事な鯛が魅力的です。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「人気の動物貯金箱展」の展示品からの紹介です。リアルなブタの貯金箱です。陶器製の小型のものです。滑らかに綺麗に焼きあげられており見栄えがします。

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