にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(木製のカラクリ貯金箱)

 骨董品として出回っている木製のカラクリ貯金箱を収蔵しました。

10101510

10101511

 上の写真、右側の貯金箱、高さ5センチ、横幅12センチ、絵が、逆さまになっていて解りにくいけれど、富士山を背景に、湖、ヨット、岸辺に松と家屋が描かれています。この裏側には、牡丹と蝶が、色鮮やかに描かれています。戦前の典型的な土産物貯金箱だったのでしようか。

 お金を出すには、一見、解りにくくなっていますが、左右両サイドが落ちる様になっています。片側が、少し落ちて、反対側に押し出す様になっています。この種のカラクリとしては、かなりシンプルなもので、他には、かなり凝った複雑なものも有ります。古いものには、色々な魅力が有ります。

 写真左側、ブリキ製の貯金箱、金庫を模したもので、サビ・色落ちなど、経年の劣化が見られます。右から左へ、金庫と書かれていることから、戦前のものでしょう。お金は、底をずらして取り出す様になっています。シンプルなもので、当時の普及品でしょうが、どんどん無くなっています。

—–

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です