岸田総理が退陣表明、自民党は変われるか?

 先日、お盆の最中に岸田総理が退陣を表明しました。どちらかと言えば、政治的動きが無風と見られている期間での表明は総理に何らかの意図があるのかと思われます。現在では意図不明、いずれ分かるのでしょうか。
 私的に言えば岸田総理は可成り頑張ったと思います。外交的には日本の存在感を大きくしたし、内政的には経済の歪や頻発する自民党の不祥事・新政策の着手など、何んとか凌いできました。比較的身辺が清潔でメリハリのある言動は好感出来るものでした。
 そんな岸田総理が退陣表明となったのは国民不支持率が70%前後に固定し、総選挙での自民党惨敗が現実となってきたことで党内の収まりがつかなくなったのでしょう。尤もその最たる原因は自民党の時代遅れな体質に起因するものでしょう。

 さて、今後の日本の舵取り、総理には誰がなるのでしょう。野党を含めて考えた場合、これまでの経緯から考えると、野党に政権が移ることは先ずないものと思います。残念ながら政権能力が無く、これ迄もその為の準備たるものは見られません。とすれば自民党の最大限の体質改善活動が功を奏したとして総選挙結果はギリギリ過半数越えで自民党政権の継続ということでしょうか。自民党政権の安定は新総理の実績を見てからとなるのでしょう。

 近々行われる自民党の総裁選挙には10人以上の立候補希望者がある様です。半数以上は常連の顔ぶれです。現在の立候補希望者を「やりたい人よりやらせたい人」で単純に線引きすると半数以上が「?」かなと思われます。古い自民党体質を脱皮し、日本の先行きにしっかりとした見識を持ち、内政・外交に充分な知識・能力を有する人が総裁になって欲しい。それと共にスタッフの統治能力など人格識見に優れた人であって欲しい。あれもこれもと難しいけれど、そんな方向の中で切磋琢磨出来る人であって欲しい。

 高齢者の身から見ると、現在の若い世代はあれやこれやと素晴らしい活躍をしています。それも世界に広がっています。私が生を受けて80年、諸々の進歩は激変し、更にその速度は早まっています。こんな世の中の舵取りは生半可では出来ません。日本の土台はしっかりしています。しっかりとした舵取りで世界一の自由主義国、日本を一層躍進させる人が出てきて欲しい。

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