岸田総理が原発の新増設を検討する方針を示しました。2011年の東京電力福島第一原発事故後に封印していた原発の新増設の転換です。事故の際の被害の大きさ、目途の付かない事故処理、発電所の管理・解体の難しさ、廃棄物資の管理などメリットを上回るデメリットを感じます。
福島第一原発の事故処理状況を見る限り、先の目途が全く分からず厳しさと怖さが増すばかりです。電力会社には最早当時者能力は無く国家が対処せざるを得ません。今後に渡る想定不可能な莫大な費用は国債の増発に頼るのでしょうか。
原子力をコントロールする研究は進んでいるのでしょうか。何か原子力研究への熱意が薄れてきている感じがします。有効な原子力管理の成果発表などのニュースは近年では全く聞きません。
発電だけを意識し、それに伴う問題を避けている訳には行きません。原子力をコントロールする研究を最優先とし、その成果を見ながら安全な原子力の活用をしたいものです。
日本が最先端の原子力研究を目指し、その成果を上げる為に啓発と十分な予算計上は必須です。
収穫の秋へのスナップ写真です。
養分補給のツル付きを残して完熟を待ちます。
こちらもご覧ください。