にしざわ貯金箱かん、閉館の経緯
にしざわ貯金箱かんは、貯金箱を蒐集して50年、開館して12年目になります。貯金箱の収蔵数は、日本の貯金箱を主体に10,500種類に及びます。日本の貯金箱に関しては国内一番と自負しています。収蔵貯金箱については、全てパソコンに写真付きで登録され、アルバムも作成されています。「たかが貯金箱」と見なされ、大部分が破棄される中で、当館のみが収蔵している貯金箱は数多いと思います。貯金箱の広がりと奥深さ、そして文化遺産としての価値は、当館で一堂に展示されたものをご覧になり納得いただけると思います。
建物についても、貯金箱専用博物館として新築し、しかも最新のバリアフリーを徹底しています。
敷地も大駐車場を完備した十分な広さを持っています。隣は公園で、自然環境は優れています。
尚、蛇足ながら館内同時展示の「お金いろいろ(古銭等)」の展示等も充実しており、楽しく勉強になると人気です。
こんな現状ですが、後期高齢者となった館長の私が一人で運営してきました。正直ここ一・二年体調不良で難儀しています。しかも後継者がいないことから、ここで一旦閉館し、引継ぎ先を公募することにしました。
私が目指してきた貯金箱の永久保存と充実・公開展示・出来れば文化遺産としての研究等を引継ぎ条件にしたいと思います。
貯金箱は今、時代を映すものとして注目されており、当館はそんなオンリーワンの博物館として、また観光資源としても価値あるものと思います。
引継ぎ先は、地公体を原則とし、一般先についても、但し書きで良ければ歓迎です。
引継ぎ条件は次の通りです。
1. 貯金箱の永久保存と充実・公開展示・出来れば文化遺産としての研究
2. 引継ぎ案
①案
展示品を無償贈与する。(但し、一般先については特別価格にて購入して頂きます。)
現在の土地・建物を活用する。勿論名称等の変更は自由。特別価格にて購入して頂きます。
②案
展示場が他になる場合、展示品・その使用什器備品を無償贈与する。(但し、一般先については特別価格にて購入して頂きます。)
但し、展示品・使用什器備品の撤去費用・運搬費用を負担して頂きます。
3. 寄贈品等明細
①展示品
貯金箱
古銭 他
②土地
・千曲市上山田温泉3-10-1 1,309.61㎡
・〃 3-10-3 578.00㎡
・〃 3-10-5 178.00㎡
・〃 3-10-6 196.00㎡
③建物
千曲市上山田温泉3-10-5
一階 470.20㎡
二階 448.07㎡
合計 918.27㎡
ご希望が御座いましたら、事前に見学・質問などをお願いします。特に面談希望の場合には、日時等メール・お電話にての打ち合わせをお願いします。
にしざわ貯金箱かん
メール master@chokinbako.ecnet.jp
電話番号 026-213-4612
(火・水・木は定休日、電話が掛かりにくいです。)
以上
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