にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(豪華客船貯金箱)

 ここ数日、冬らしく寒くなりました。昨日は朝方、小雪がチラついていましたが、次第に陽が射し良い天気になりました。周りの山の頂が今季初めて白く雪化粧 しました。今日から暫く天気が続き、年末年始は雪模様となる様です。温泉街の通りにはしめ飾りが飾られました。新聞の折り込み広告も、年末年始のご馳走宣伝に溢れています。新年に向かって気分が盛りあがっていきます。

 さて、未使用だと言う、戦時中の豪華客船の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、戦時中の豪華客船貯金箱、陶器製、高さ6センチ、横幅5.8センチ、奥行き17.5センチです。

 ほとんど欠け無く・色落ち無く、作られた時のままの美品です。上部両サイドに救命ボートがズラリと並ぶなど、全体像が明確に分かります。

 貯金箱として当時では比較的大きめ、活用されたことでしょうが、いっぱいになれば出し口無く壊すことになります。

 底裏に「日本玩具人形類統制協会」のシールが貼られています。戦時中、金属製の素材を使用することを禁じられていた為、製品化された玩具の素材面等を査定し、玩具に証紙を貼り市場に出荷したものです。

 日本玩具統制協会の作られたのが昭和16年頃らしく、それが正式に社団法人として認可されたのが昭和18年6月のことでした。

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 今日から新年企画展、「`19 十二支貯金箱展」への展示替えを始めます。例年のことですが、新年最初の企画展、華やかに・賑やかにを演出したいと思います。貯金箱って凄い!! を感じてもらえるように。

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