2018年12月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ほたて貝型貯金箱)

 午前8時、今年最後のブログを書いています。今年は体調不良の一年でした。目の障害から始まった体調不良、これが引き金で、体力の低下、諸機能の劣化など老化を自覚することとなり、気分が滅入る日々でした。

 それでも、目の障害もほぼ正常化し、老化の自覚も当然のこととして受け入れ、気張らずに年寄りの振る舞いで良しとすることで、何となく心身が正常化してきました。

 無理せず自然体を心がけていくつもりですが、如何しても以前との比較の中で、今の自分の有り様に納得できないものを引きづっています。老化とはこの様なものなんでしようね。新年は、老化を取り込んだ生き生きとした日常を確立したいものです。

 さて、貯蓄増強中央委員会が提供したほたて貝の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、プラスチック製、高さ2センチ、横幅・奥行き10センチです。

 軽くシンプルな貯金箱です。お金の入れ口は蓋の手前に開けられており、出す時は蓋をパックリと開けます。大量に配布された物でしょうが、珍しい型のもので、シンプルながらデザインが面白いです。

 たかが貯金箱の典型で、最早ほとんど残っていないことでしょう。

 貯蓄増強中央委員会は、昭和27年に発足し、昭和63年に貯蓄広報中央委員会に、更に平成13年に現在の金融広報中央委員会に名称を改めています。

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 今日は大晦日、明日は新年、3日から新年企画展、「`19 十二支貯金箱展」が始まります。新年は万事に良い年であることを願います。企画展に展示の新年の干支、亥の貯金箱、陶器製で小型のものです。満面が笑みで目出度たそうなデザイン、癒されて新年を迎えます。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(豪華客船貯金箱)

 ここ数日、冬らしく寒くなりました。昨日は朝方、小雪がチラついていましたが、次第に陽が射し良い天気になりました。周りの山の頂が今季初めて白く雪化粧 しました。今日から暫く天気が続き、年末年始は雪模様となる様です。温泉街の通りにはしめ飾りが飾られました。新聞の折り込み広告も、年末年始のご馳走宣伝に溢れています。新年に向かって気分が盛りあがっていきます。

 さて、未使用だと言う、戦時中の豪華客船の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、戦時中の豪華客船貯金箱、陶器製、高さ6センチ、横幅5.8センチ、奥行き17.5センチです。

 ほとんど欠け無く・色落ち無く、作られた時のままの美品です。上部両サイドに救命ボートがズラリと並ぶなど、全体像が明確に分かります。

 貯金箱として当時では比較的大きめ、活用されたことでしょうが、いっぱいになれば出し口無く壊すことになります。

 底裏に「日本玩具人形類統制協会」のシールが貼られています。戦時中、金属製の素材を使用することを禁じられていた為、製品化された玩具の素材面等を査定し、玩具に証紙を貼り市場に出荷したものです。

 日本玩具統制協会の作られたのが昭和16年頃らしく、それが正式に社団法人として認可されたのが昭和18年6月のことでした。

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 今日から新年企画展、「`19 十二支貯金箱展」への展示替えを始めます。例年のことですが、新年最初の企画展、華やかに・賑やかにを演出したいと思います。貯金箱って凄い!! を感じてもらえるように。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(一刀彫のダルマ貯金箱)

 今日はクリスマスイブ、振替休日で商店街は賑やかになるのでしょうか。私の子供時代は、昼間にはお互いへのプレゼントの買い物、夜はご馳走とケーキで一家団欒が定番でした。別にキリスト教徒では無いけれど楽しむ機会と有れば、何でも便乗のそれなりに楽しい時代でした。子だくさんの大家族時代、豪華では無いけれど、一寸したことが何でも幸せで楽しかったものです。

 さて、大き目の極めて重い一刀彫のダルマ貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、一刀彫のダルマ貯金箱、木製、高さ18センチ、横幅18センチ、奥行き17センチです。

 一寸粗削り、怖い感じの個性的なダルマ貯金箱です。スベスベとして肌触りが良く、硬い木に豪快に彫られています。

 出し口は、底裏で布張り、何度でも使えます。重く坐り心地良く丈夫で太目なので、インテリア使用しながら、しっかり貯められます。

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 今日で、企画展、「クリスマス貯金箱展」が終了です。来年のこの時期まで、クリスマス関連貯金箱は収蔵庫入りです。明日から新年企画展、「`19 十二支貯金箱展」のオープン準備です。清々しい新年の展示に挑戦します。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(戦艦型貯金箱)

 今日は朝方からどんよりとした曇り空です。気温は比較的暖かです。今年は初雪を見ているものの、霜が降りているのは見ません。今のところ暖冬の推移です。年末・年始、どんな陽気となるのでしょうか。

 さて、多少の色落ち・欠け・擦れが見られるものの、経年のものとしては極めて美品、戦時中の戦艦型貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、戦艦型貯金箱、陶器製、高さ7.8センチ、横幅4.5センチ、奥行き11.5センチです。

 戦艦の形は完全で、要所要所の色もほぼ完璧、見栄えがします。後方に掲げられた日章旗が色落ちしているものの、それと確認でき、華やかさに色を添えています。

 貯金箱としてよりも、飾り物として活用され、当時の戦意高揚に貢献したことでしょう。

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 今日は天皇誕生日、明日はクリスマスイブ、連休の中での祝い事は、それぞれの家庭で厳かに楽しく行われるんでしょうね。企画展、「クリスマス貯金箱展」もいよいよ後2日、日中は外出してリフレッシュ、お見逃しの無きように。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(二宮金次郎の貯金箱)

 今年も僅かになりました。クリスマスが過ぎれば、温泉街は一寸一休み、その後は、年越し・正月の準備、そして本番と大忙しの日々となります。

 私はと言えば、人生の大半が大忙しの年越しでした。正月の初め数日がゆっくり出来るだけでした。最も大学卒業までは、年越し・正月、超のんびり、仕来りに沿った行事もしっかり体験してきました。

 ところが、金融機関に就職し、年末は特に大忙し、人気テレビ番組の紅白歌合戦に間に合って帰宅すれば御の字でした。金融機関退職後は家業の薬局に従事、やはり年末まで大忙し、それでも31日は6時に店じまいしました。そして現在の博物館開館、年末は新年3日からの新企画展オープン準備で大忙しです。

 何か忙しそうな人生ですが、これが大して苦にはならなかったということは結構楽しんでいたんだなと思います。苦に感じる様になったらザ・エンドでしょう。

 さて、「愛国貯金」と表示された戦時中の二宮金次郎の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、二宮金次郎の貯金箱、陶器製、高さ16センチです。

 二宮金次郎の貯金箱はいろいろ収蔵していますが、これは容姿明瞭の美品です。多少の擦れがあるものの、細部に渡って丁寧に作られ、そのまま保存維持されてきています。特に顔はリアルで良い顔です。

 お金の出し口はありません。坐り心地が良く立てて使えるし、壁掛けにもなります。

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 今日から今年最後の三連休、好評の「クリスマス貯金箱展」も24日まで、後3日です。貯金箱のクリスマスを体験してください。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(干支の戌の貯金箱)

 読売新聞の長野地方版(30.12.9)に当館の紹介記事が掲載されました。貯金箱は、幅広く、奥深く存在し、時代を映すものが数多く提供されています。そんな貯金箱の有り様を出来るだけ多くの人に知って貰う機会を頂いて感謝しています。

 さて、農協系統金融機関(農協/信連/農林中金)の提供、大きなカウンター用干支の戌の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、干支の戌の貯金箱、ソフビ製、高さ23センチ、横幅14センチ、奥行き17センチです。

 ソフビ製ながら硬めで丈夫に出来ています。可愛い顔で丁寧に見栄え良く作られています。

 この提供先の貯金箱は、どれもデザインが良く、良質で感心しています。

 お金の出し口が無く、首が動くので、外して出す様です。

 農協系統金融期間の貯金箱は、今では提供は無く、戦後からの昭和時代に提供された様です。

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 今年も残り少なくなりました。企画展、「クリスマス貯金箱展」も24日迄です。クリスマスイブを含んだ今年最後の三連休、貯金箱のクリスマス体験にお出かけください。貯金箱のクリスマスパーティも見られるよ。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(昭和時代のテレビ貯金箱)

 寒い朝です。でも、朝から強い陽が射し、良い天気になりそうです。この12月、例年のことですが、来館者が激減します。寒いし、何かと忙しいし、目先のことに集中し余裕が無くなるのかな。

 そんなことで、今日は留守番? しながら年賀状を書くことにします。賀状も歳に反比例、諸々の事情で年々少なくなります。宛名と住所は自書で、他は印刷です。以前は、一寸一言欄を開けておいて、思いを記していたのですが、最近はほとんどに記しません。自書部分で身近に感じてもらう心算です。そんな訳で、賀状も簡略・形式的になっているのですが、でもやはり元旦に届く年賀状は良いものです。名前を見るだけで今までを思い出します。さぁ、出来るだけ年賀状は続けます。

 さて、エルヴィス・プレスリーの写ったブリキ製のブラウン管テレビ貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、昭和時代のテレビ貯金箱、ブリキ製、高さ15センチ、横幅9センチ、奥行き9センチです。

 エルヴィス・プレスリー(1935年(昭和10年)ー1977年(昭和52年))の活躍した頃に提供されたものでしょう。当時の人気歌手、若くして亡くなったんですね。

 経年のもので、それなりの古さが有るものの美品です。小型のもので、軽く丈夫、結構容量があり、使い勝手が良さそうです。

 貯まったお金を出す時は、画面になっている蓋を開けます。いっぱいになっていれば、どっとお金が吐き出されることでしょう。

 ファンは、プレスリーを見ながら、せっせと貯めたことでしょう。

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 開催中の企画展、「クリスマス貯金箱展」の展示品からの紹介です。クリスマスパーティーに参加の昭和時代の女の子の貯金箱、陶器製、高さ14センチです。心境を吐露するメセージ貯金箱です。こちらもご覧ください。https://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/d/20140212

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(可愛いゴジラの貯金箱)

 今朝は小雪がパラついていました。今は薄日が射して良い天気になるかなと思われます。すっかり寒くなり、冬なんだと感じます。

 12月も半ば、平成最後の師走も間もなく通り過ぎます。何となく静かな師走と感じるのは私だけでしょうか。歳を取ると交際も狭まり、外出も少なくなり、情報も限られる為かと思うのですが、何か淡々と過ぎてゆく感じです。

 時代が変わったのか、自分が変わってきているのか、いずれにしても爆発的なエネルギーの感じられないご時世の様です。皆がスマートになった感じ、これが今の日本なのかな。

 さて、ふ~ん、確かにゴジラと言われればゴジラ、可愛い変わったゴジラの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、可愛いゴジラの貯金箱、陶器製、高さ12.2センチ、横幅11センチ、奥行き6.3センチです。

 こんなゴジラの貯金箱が有っても良いかなと収蔵しました。顔も姿も個性的、万事に変わっています。昭和時代のものだそうです。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展、「クリスマス貯金箱展」の展示品からの紹介です。和様クリスマスパーティーのおご馳走、牛丼の貯金箱です。陶器製、高さ8センチ、直径12センチです。実物より一寸小さめ、リアルです。安くて美味い、牛丼チェーンは歴史に残るんでしょうね。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(4チャンネルステレオの貯金箱)

 昨日の午前12時前後、雲が蔽い辺りが暗くなりました。陽も射す良い天気だったのですが、一転でした。そう、変わった初雪の到来です。暫く結構な降りでしたが間もなく止み、周りには初雪の痕跡は全くありませんでした。寒さも厳しくなってきました。これからは雪との付き合いの日々となるのでしょう。

 昨日のウォーキング スナップ写真。

万葉橋から長野市方面、向こうの山が雪被りです。

例年のことですが、空き家の柿の木、葉が落ちて残る柿が鈴なり、こんな秋の風情は寂しい。

 さて、三洋電機のOTTブランドの4チャンネルステレオ貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、4チャンネルステレオの貯金箱、プラスチック製、高さ7.5センチ、横幅17センチ、奥行き4.5センチです。

 何時ころのものなんでしょうか。販促品として提供されたものなんでしょうか。詳細が分かりません。

 この手のものとしては、かなり大き目で、ほぼ実物通り、きめ細かに作られています。レーコード盤も取り外しが出来、立体的?です。

 貯金箱機能は完備していますが、容量部分が小さく、インテリアとしての活用がメインでしょう。向かって左側が貯金箱、右側は、蓋付き容器と言ったところで、何かの保管に使えそうです。凝った貯金箱です。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展、「クリスマス貯金箱展」の展示品からの紹介です。クリスマスパティのおご馳走、コーヒー入りカップの貯金箱、陶器製、高さ6.2センチ、直径8.1センチです。リアルで楽しい貯金箱です。詳しくはこちら。https://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/e/7b039e69a890ccb50d1dcbba57526aa9

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(マクドナルドのビッグマック型貯金箱)

 昨日は開館早々に読売新聞長野支局と信越放送ずくだせテレビから取材の電話がありました。いずれも開催中の企画展、「クリスマス貯金箱展」に関連して取材したいとのことです。予定外のことで、一寸困ったのですが、機会が有れば貯金箱の有り様を知ってもらおうと考えているので気持ちよくお願いすることにしました。

 午前10時には約束通り、読売新聞の記者さんが来られ、気持ちよく取材して頂きました。後日記事になるようです。

 午前11時過ぎ、約束通り信越放送のずくだせスタッフが来館されました。午後2時15分頃からの5分間の生放送になるとのことで、いったん打ち合わせをして再度来館されるそうです。5分間とは言え、そんな簡単に生放送が出来るのかと思いましたが、午後、ディレクター・カメラマン・アナウンサーの目黒清華さんの3人が見えられ、無事終了しました。 実際体験してみると、生放送も合理化されているんですね。

 さて、ファーストフードチェーンのマクドナルドが販売している大型のハンバーガー、ビックマック型貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、マクドナルドのビッグマック型貯金箱、高さ9.5センチ、直径12センチです。

 ブリキ缶に印刷されたもので、ごく軽く、遠目では美味しそうで缶物には見えません。

 1998年の製品で、ダイワトーイ(日本製、大和玩具)製です。

 500円玉で23万円、100円玉で8万円貯まるそうです。

 マクドナルドで購入したものだそうです。

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 開催中の企画展、「クリスマス貯金箱展」の展示品からの紹介です。クリスマスパーティのおご馳走? 懐かしい? ラムネ?の貯金箱、プラスチック製、高さ15.5センチです。ラムネは、明治初年から販売された清涼飲料水、日本で広く愛飲されていました。

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