2018年10月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(戦前の野球少年貯金箱)

 今朝も昨日と同じく室温19度でした。これからどんどん寒くなる様です。年寄りは寒がりだと以前聞いた覚えがあるのですが、自分に照らして何となく分かる様になってきました。無理せず厚着し・暖房を取れば気持ちが和らぎ癒されます。自然体が平穏の毎日になる様です。

 先日のウォーキング中に、こんな花の有り様を見てびっくりしました。

ピラカンサス?が一面を覆っていました。

 さて、状態の極めて良い戦前の野球少年の風俗貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、戦前の野球少年貯金箱、陶器製、高さ13センチです。

 色落ち欠けなく、容姿明瞭です。野球を楽しむ様子が生き生きと表現されています。

 野球帽にKと表示されているのは慶応大学の野球帽に似せているのかな?

 かなり大き目で、当時のコインの大きさからすれば、貯金箱として実用的だったことでしょう。

 出し口は、比較的大きな穴が紙で塞がれています。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。戦前からのミッキーマウス・のらくろ、戦後間もなくのアトム・スーパーマン、懐かしいキャラクター貯金箱です。のらくろの人気最盛期の様子は分かりませんが、他のキャラクターには本当に楽しませて頂きました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(戦前の宝船貯金箱)

 今朝の室温は19度、何となく薄ら寒い感じで、今季初めてファンヒーターを点けました。設定温度が20度なので、温風吹き出し中は快適ですが、室温が20度を越えると止まってしまいます。真冬はこの温度設定で十分快適なのですが、現状では無理がある様です。もう少し寒さが増してから活用します。

 日増しに寒さが増すと、次第に彼方此方が見事な紅葉に彩られます。当地の紅葉情報が発信されています。こちらをご覧ください。https://chikuma-kanko.com/2018-10-15/post-6999/

 さて、経年のものでシンプルな感じのものですが、重厚さのある宝船貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、戦前の宝船貯金箱、陶器製、高さ9.5センチです。

 特に色落ちが無いものの、くすみの強い状態です。当初は上部が金色に輝き、財宝も鮮やかな色だったことでしょう。

 船体の形や色も個性的、「宝」と言う字も個性的、当初は見栄えするものだったでしょう。

 お金の入れ口も、大きく丁寧に作られ、一寸変わった宝船として珍しいものです。

 船の後尾に山百の刻印があります。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。ソフビ製、大きくてスタンダードなたれぱんだです。素の感じのたれぱんだ貯金箱、良いですね。たれぱんだについての詳しくはこちらをどうぞ。https://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/e/f256085351fd6505e9f63031cea62144

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(林檎の道をウオーキング)

 今が旬の林檎、そんな林檎農園が集中する戸倉上山田温泉の郊外、風光明媚な丘陵地にある里山をウォーキングしてきました。昨日の午後、陽も射して暖かでした。

 今時期、いろいろな種類の林檎が次々と収穫されていきます。新品種も開発され、どんどん美味しさも進化しています。此処で大きく見事に育てられたいろいろな林檎を一望に見れるのは気分爽快です。毎年一度はこの時期に来て感動します。

 それでは写真で紹介しましょう。

 広大な丘陵地一面が、こんな林檎畑、農園です。農園の中を通る舗装された道をゆっくり散策出来ます。

 秋映です。間もなく収穫完了です。濃い赤色で少し酸味が強いのが特徴、肉質は硬くて、噛むとしゃきしゃき。ぼけにくいのが強みです。

 シナノスイートです。収穫時期は今月下旬迄です。果汁が多くて、歯ごたえも良く、甘味たっぷりで酸味は少な目だから、すっぱいのが苦手な人にもおすすめです。

 シナノゴールドです。収穫時期は10月中旬~11月上旬です。酸味と甘味のバランスがばっちり。貯蔵性が良くて、冷蔵では3ヶ月ももちます。

 サンふじです。収穫時期は今月終り頃からです。りんごの王様とも言われる「サンふじ」。味良し、見栄え良し、日持ち良しと3拍子の揃ったまさに鬼に金棒のりんごです。蜜がたっぷり入ったサンふじは格別の味です。

 シナノホッペです。新品種です。10月末から11月上旬に収穫する晩生種で、果皮の色が濃くて果肉がかたく、シャキシャキと小気味よい歯触り。果汁も豊富で美味しいです。

 いろいろ有りました。見て楽しみ、途中に知り合いの方がいて、頂き物をし、食べる楽しみを残しての有意義なウォーキングでした。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。セサミストリートのクッキーモンスターの貯金箱、陶器製、高さ17センチです。名前の通りクッキー大好き、大きなクッキーをパクつき中です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(風俗貯金箱)

 今朝も寒い朝を迎えましたが、今は陽が射し、ポカポカとした秋日和になりそうです。昨夜は雑茸の料理をいろいろ食しました。辛い大根おろしに茸、醤油をかけて、美味しかったですね。食欲の秋の一つです。

 

 当館の前の街路樹、ハナミズキが紅葉しています。

 さて、戦前に作られた、纏を持った江戸火消し姿の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、風俗貯金箱、陶器製、高さ10センチです。

 纏の色落ちが厳しいものの、他はまずまずで容姿は明瞭、爽やかな顔が印象的です。経年のものとしては欠けもなく美品です。

 小さな貯金箱、当時はどんな使われ方をしたのか分かりませんが、だんだん少なくなる現状では貴重なものになっています。

 後ろ側、足元に山百の刻印、纏にも色落ちしていますが、山百がデザインされています。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。スパイダーマン、ソフビ製、高さ32センチ、等身大で再現されたド迫力のスパイダーマンヘッドバンク、本体は、丸ごと貯金箱です。平凡な男子学生、ピーターバーカーが、特殊なクモに噛まれたことによって、スーパーパワーを得、活躍。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(㈱不動貯金銀行の貯金箱)

 暖かい日が続いていましたが、今朝は冷え込みました。室温が20度を切りました。これからは時期相応の寒さとなり、日々に寒さを増していくのでしょう。今朝の木々は何となく紅葉が進んだ感じがします。

 千曲川で冬期ニジマス釣り!! こんな情報が発信されています。こちらをどうぞ。https://chikuma-kanko.com/2018-09-04/post-6615/

 ここがニジマス釣りの場所、万葉橋と大正橋に挟まれた風光明媚な穏やかな流れの所です。先日の夕方に撮影、チラホラ釣り人も見られました。

 さて、1900年に設立された不動貯金銀行は、1945年合併して日本貯蓄銀行となり、その後協和銀行そしてりそな銀行となりました。そんな不動貯金銀行の壁掛け大黒貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、㈱不動貯金銀行の貯金箱、アンチモニー製、高さ22.5センチ、横幅8.5センチ、奥行き4センチです。

 株式会社不動貯金銀行と表記された木箱に入っています。かなり重く、経年の物とは思えない状態の良いものです。大黒が手に持つ小槌や鍵が銀行の社章入りで凝っています。

 お金の入れ口は、写真二枚目、一寸分かりにくいですが、大黒の後頭部に丁寧にしっかり開けられています。出し口は裏で鍵付きです。

 万事、丁寧に頑丈に作られた素晴らしい貯金箱です。どんな経緯で作られ、誰に提供されたのでしょうか。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。セサミストリートのアーニーの貯金箱、プラスチック製、高さ13センチです。バートの大親友でいたずらっ子です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(和風?ウサギ貯金箱)

 来館者から、よく聞かれることは、「凄い数の貯金箱ですね。どうやって集めたんですか。全部一人で集めたんですか。」ということです。

 私の答えは、「蒐集期間が50年を超えます。ほとんどの物が、一般の店・キャラクター店・骨董店・リサイクル店・ネットオークションで買い求めたものです。当初は出かけて買っていましたが、次第に業者が持ち込むようになりました。1991年のバブル崩壊後にはリサイクル店が増え、一寸したお金になるものとして、貯金箱なども家庭から放出され、珍しいものなど大量に収蔵出来ました。現在は、どの種の店にも”これはと言った貯金箱”が無くなり、持ち込み業者もお持ちするものは無いと言う状況です。現在は、専らネットオークションで集めています。月に20個前後、収蔵のピッチが落ちています。9月末現在の収蔵数は10,135個(種類)です。現在、約3,000種類が展示され、三分の二以上が収蔵庫いり、逐次展示替えをしています。」

 尚、新たに収蔵した貯金箱は記録を兼ねて、このブログで紹介しています。

 さて、何となく正月気分、目出度い感じのウサギの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、和風?ウサギ貯金箱、陶器製、高さ11センチです。

 体の全面に柔らかい色どりで、松竹梅が描かれています。干支の卯の貯金箱なんでしょうか。

 小さな貯金箱ですが、更に小さな優しげなウサギの顔が印象的です。丈夫で、丁寧に作られ見映えがします。

 貯金箱としての利用価値は低いけれど、小物インテリアとしては価値が高そうです。

 こちらもご覧ください。

 

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。丸まるの変わった形のトーマス貯金箱、プラ製、高さ15センチです。お金の入れ口も、出し口も完備、軽くて丈夫、容量も十分、何となく癒される容姿に貯蓄意欲も高まります。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(パンダコパンダの貯金箱)

 今日から三連休、台風25号も日本海の大陸よりに逸れて、当地への影響も少ない様です。この三連休は秋晴れの良い天気かと思います。食欲の秋、クリーンの澄み渡った青空の下の行楽、良いですね。秋が満喫出来そうです。こんな情報も発信されていますよ。https://chikuma-kanko.com/2018-10-05/post-6880/

 「パンダコパンダ」は1972年公開のアニメーション、「となりのトトロ」の原型とも評され、宮崎駿が原画・原案・脚本・画面設定を担当しました。そんなパンダコパンダの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、パンダコパンダの貯金箱、ポリ製、高さ34センチです。

 パンダコパンダは、パンダの父子と少女との交流をほのぼのとしたタッチで描いたアニメ作品です。このアニメーションは、1972年(昭和47年)に日中友好の一環として中国からパンダが上野動物園に贈られたことをきっかけに日本にパンダブームが起こり企画されたものです。

 パンダコパンダとは何にを意味しているのか分かりませんが、貯金箱は父親のパンダです。個性的な顔の大きな貯金箱、何となくパンダと分かります。笑顔が良いんだそうです。

  お金を出す時は頭を外します。ポリ製ですが、大きくかなり丈夫そうなので、それこそ沢山に貯められます。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。コンテナ連結きかんしゃトーマスの貯金箱、プラスチック製、高さ10センチ、コンテナ車を含めた横幅26センチです。詳しくはこちらをご覧ください。https://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/e/7a675861c09364f4845c6093a0c1a332

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(じゃがいもくん貯金箱)

 比較的暖かな日が続いています。現在、陽が射しはじめていますが、何か曇りになりそうな不安定な天候です。それもそのはず、週末にかけて前回同様の強い25号台風が襲来の予報です。

 ここ暫く清々しい秋空が出し渋りの感じ、25号台風の後は素晴らしい秋を満喫出来るのでしょうか。

 ところで今年は松茸が豊作の様です。先ずは松茸料理で食欲の秋の始まりです。地元からこんな情報が発信されています。https://chuo-hotel.net/yukemuri-info/2018-09-29/3189/

 さて、キャラクターのじゃがいもくん? だと思うのですが、擬人化された貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、じゃがいもくん貯金箱、陶器製、14センチです。

 ジャガイモをデフォルメした顔、本物?のフェルト帽を被るなど、なかなか凝った貯金箱です。

 小型のものですが、容量を大きくしていて、貯金箱としてそれなりに活用出来そうです。

 癒し顔で、楽しい貯金箱、昭和時代の貯金箱は奥深く、幅広く、いろいろあります。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。ウルトラマン怪獣、ピグモンの貯金箱、ソフビ製、高さ23センチの大きなものです。人間に友好的な怪獣で、別名「友好珍獣」。深海生物のイメージでまとめられ、顔はオコゼ、背中の鶏冠は軟質サンゴ、腹は甲殻類の甲羅、手はエビの脚。 

  

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(大きなサルの貯金箱)

 またまた台風25号が24号と同じコースを辿りそうです。大きな被害か無ければ良いんですが、最早こんな環境が日常、心して生きなければならない時代なのかも知れません。

 少子高齢化の日本、何となく先行きが心細い感じです。戦後復興、高度成長時代を張り切って生きてきた私としては、今の日本が、自然環境と同じく大きく変わりつつあることが分かります。これからの日本を背負う若者たちが、こんな現状を直視して、万事に元気な日本を目指して欲しいものです。

 さて、可愛い顔、全体に大きく丸々としたサルの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、大きなサルの貯金箱、ソフビ製、高さ22センチです。

 大事そうに桃を抱え、くりくりとした目、可愛い容姿の子ザル?です。

 首が可動し、向きによって顔の表情が変わる感じがします。

 丸々として大きいので、可愛い顔に癒されながら沢山貯められます。

 こちらもご覧ください。

 

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。陶器製、小型のじゃがいもくん貯金箱です。ジャガイモの特徴を生かした顔なので変な顔です。これは夫婦? 恋人同士? 見れば見るほどへんちくりん。でも、見飽きないね。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(巡回貯金箱)

 昨日は、旅行に関連した仕事をする作家、編集者、写真家等から構成される団体の(一社)日本旅行作家協会の皆さん、約30名の方の来館を頂きました。展示貯金箱の種類の多さや貯金箱が登場した年代順に展示してあることなどで、貯金箱が時代を映し、時代の様子が分かると貯金箱の存在を再認識して頂きました。

 さて、戦前、隣組などで巡回した集金貯金箱、巡回貯金箱を収蔵しました。

 

 上の写真、巡回貯金箱、木製、高さ8.5センチ、横幅34センチ、奥行き12センチです。

 20区画に区切られ、それぞれに名前が付されています。各個人が一定額を入れ、次の方にと回していたのでしょう。個人が勝手に開けられない様鍵が掛けられています。表面がガラスで、中に金の有無が分かるようになっています。

 経年のものでそれなりの古さ、汚れがあるものの、しっかりとしていて美品です。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。立ち姿のスパイダーマンの貯金箱、ソフビ製、高さ25センチです。 蜘蛛の糸が縦横に絡んだ黒いスパイダーマン、黒に白、シンプルなデザインですが存在感が有ります。

 

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