今日はクリスマス・イブです。今でも懐かしく残るクリスマス・イブの思い出と言えば、60年以上前に遡ります。戦後も生々しい昭和20年代、ラジオを聞きながら、家族で、丸いクリスマスケーキを切り分け、手羽のローストチキンを頂きました。後は全部ありものの手作り料理、ケーキとチキンは最上のご馳走でした。ケーキを食べるなんて、その時だけでした。その後昭和30年代前後にラジオがテレビに変わりましたが、何十年もこんなクリスマス・イブでした。シンプルなクリスマス・イブ、何時までも思い出します。
さて、経営破綻により1997年に廃業した山一証券の貯金箱を収蔵しました。
上の写真、山一證券の木製貯金箱、高さ27.3センチ、横幅10.5センチ、奥行き6.3センチです。
比較的大きめの壁掛け貯金箱です。シンプルなものが多い壁掛け貯金箱ですが、これはお金の入れ口が両サイドにあり、貯金箱の中が二つに区切られています。金種別に分けて貯めるということでしょう。お金を出す時は、上の蓋をずらします。
丈夫な金具が付いていますが、状差しも兼ねているのでしょう。「山一証券」の名札が一寸豪華です。
こちらもご覧ください。
開催中の企画展「癒されるクリスマス貯金箱展」の展示品からの紹介です。JR西日本 シュプール号のイメージキャラクターの雪ダルマ、ゆきまる君貯金箱です。プラ製、高さ16センチです。詳しくはこちらを。http://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/d/20140214
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