にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(土人形 大黒貯金箱)

 朝・晩は涼しいのですが、陽が射し始めると暑くなります。未だ未だ夏本番ですから仕方がありません。旧盆を過ぎれば、例年ですと何となく侘しい風、秋風を感じる様になります。秋も好きな季節ですが、月日の経過の無常を感じます。

 さて、弓野土人形の作者、古瀬茂三郎型を模して作られた古型博多人形師、中の子勝美作の大黒貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、土人形 大黒貯金箱、陶器製、高さ13.5センチです。

 大きな袋を背にした大黒さん、白い袋の中に色鮮やかに浮き出ていて見栄えがします。欠け・色落ちなく美品です。

 勝美さんは中の子4代目、平成20年に亡くなり、現在は、5代目佳美さんが引き継いでいます。

 底裏に、「袋大黒 三十ノ八」と記載されていますが、30個制作のうちの8個目ということでしょうか。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「伝統的な貯金箱展」の展示品からの紹介です。張子の招き猫です。紙製で34センチあります。松竹梅に鯛の絵が描かれ、目出度さに溢れています。色鮮やか大きくて見栄えがします。右手を上げて財産やお金を招いています。経年のものと思われますが、何時ころのものか分かりません。

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