2013年4月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(クラッシックなオルガン貯金箱)

 シンプルな作りですが、珍しいクラッシックなオルガン貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、クラッシックなオルガン貯金箱、木製、高さ14.5センチです。

 お金は上から入れ、下から出すようになっています。今でも教会などでお目にかかれるんでしょうか、古い伝統的な形のオルガンだと思います。この様なものも貯金箱として存在していたのです。

 春の花が次々と咲き誇っていきます。桜が散れば、芝桜が満開です。

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 上の写真、当館駐車場入り口の芝桜です。毎年ドンドン増えて、植え込みからはみ出しそうです。同じ植え込みのサツキも埋没しそうです。今が見どころです。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(出前一丁の貯金箱)

 日清食品が1968年に販売を開始したインスタントラーメン「出前一丁」を宣伝する缶貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、「出前一丁」販促用の缶貯金箱、ブリキ製、高さ13センチです。500円玉で30万円を貯められるそうです。

 岡持を持つ「出前坊や」が右手、2005年以降左手から右手に持ち替えているとのことで、この貯金箱は最近のものでしょう。

 綺麗に、賑やかに良く出来た缶貯金箱、いっぱいになれば、切り取ってお金を出すことになります。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(富士登山記念貯金箱)

 日本一富士山[登山記念]という、シンプルなものだけれどユニークな文言入りの貯金箱を収蔵しました。「お金を貯める心」が記されています。この貯金箱を目の前にして、すべからく実践すれば目的達成も可能かも。

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 上の写真、富士登山記念貯金箱、木製、高さ18センチです。お金は上から入れ、下から出せる様になっています。現在も販売されている貯金箱なんでしょうか。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ブリキの水車小屋貯金箱)

 戦後、ブリキの貯金箱がいろいろ出てきました。その内の一つブリキの水車小屋の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、ブリキ製の水車小屋貯金箱、高さ11.5センチ、横幅15センチです。

 日本製、マルサン商店(1947年~1968年、玩具メーカー)提供です。マルサン商店は、日本で最初のプラモデルメーカーと言われています。また、ブリキ製品もいろいろ提供しており、城・五重塔・蔵などの貯金箱も提供しています。

 上の貯金箱、経年で汚れやサビが目立つものの、賑やかな模様がしっかり残っています。お金は屋根から入れ、底からカギを使って出す様になっています。当時の玩具貯金箱としてはカギのかかるものはユニークだったことでしょう。

 カギは、水車にかけてある尖ったもので、これを射しこんで空けます。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(正装姿のおかめ貯金箱)

 おかめ(お多福)と言えば、顔だけが注目されるところですが、何んと素晴らしい着物姿のおかめの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、見事な着物を着たおかめの貯金箱、陶器製、高さ28センチです。

 収蔵する時に「おかめ」と言われたわけではないのですが、丸顔・目が細く・鼻が低く・口が小さく・頬が丸く豊かに張り出しています。直感的におかめと思いましたが、もしかすれば高貴な方の人形かも。いずれにしても珍しい貯金箱です。

 とにかく重く、派手な衣装、多少の色落ちがあるも状態は極めて良いものです。仕種も堂に入った丁寧な作りです。何処で何時頃作られたものなんでしょうか。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(石川県の姫ダルマ貯金箱)

 姫ダルマ、石川県、金沢張子、加賀八幡起上りの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、加賀八幡起上り、姫ダルマ貯金箱、高さ、14センチです。

 型に和紙を張り、胡粉・朱を塗り、松竹梅を描いた愛らしい姿が特徴です。型が何で出来ているのか分かりませんが、ダルマ全体は非常に軽いものです。中に鈴が入っているのか、ちいさな軽い鈴音がします。

 何とも言えない高貴な顔にしたてられ、目出度さいっぱいの個性的な姫ダルマ貯金箱です。

 昭和30年度の年賀記念切手図案に選定されています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(時代を感じるコケシ貯金箱)

 経年の一時代を映すコケシ貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、着物姿のおんな子のコケシ貯金箱、木製、高さ12.5センチです。

 一日10円、一月300円と書かれ、底には鳥取縣貯蓄推進協力会と書かれています。お金は、頭の上から入れ、底はネジを回す要領でお金が取り出せます。小さなコケシだけれど丁寧に作られています。

 昭和30年前後、戦後復興期、貯蓄推進が叫ばれていましたがその頃のものでしょうか。当時、子供は男女とも、こんな着物姿、いわゆる半纏を羽織って遊びまわっていました。時代を感じる貯金箱です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(クレヨンしんちゃん貯金箱)

 飼い犬のシロと一緒のクレヨンしんちゃんの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、クレヨンしんちゃんの貯金箱、ソフビ製、高さ18センチ、ユタカ扱いの1993年、日本製です。クレヨンしんちゃんの貯金箱としては比較的大き目で、良い感じのものです。

 クレヨンしんちゃんは、白井儀人の漫画、1990年に漫画アクションで連載を開始しました。1992年にテレビ朝日がアニメ化し、1993年からは毎年アニメ映画が製作されました。この貯金箱、年代的にアニメ放送初期のものと思われます。

 クレヨンしんちゃんは、生意気で悪戯好きな5才の幼稚園児、野原しんのすけを主人公として、両親をはじめとする周囲の大人達が、主人公の巻き起こす騒動に振り回される日常を描いたギャグ漫画作品です。

 シロは、野原家の飼い犬、捨てられていたシロをしんのすけが連れて帰りシロと名付けました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(珍品? 二宮金次郎の貯金箱)

 戦前の土人形だという二宮金次郎の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、二宮金次郎の貯金箱、陶器製、高さ11センチです。

 色の剥げ落ちが厳しいけれど、欠けは無く、顔の表情や全体像も比較的に良く分かり、二宮金次郎の良い雰囲気が出ています。小さいながら重く、しっかり丈夫に作られています。かなり実用化されたのではと思われます。お金は背負った薪の上から入れますが、出し口は無く、壊すことになります。こんな事情から現存するものは少ないかもしれません。

 戦後間もなくまで、小学校の校庭でよく見られた二宮像、それを元にした貯金箱はよく見かけますし、収蔵済みですが、これは珍しい。

 

 寒かったり、暑かったり、例年のごとく春は進んでいますが、それぞれの花の開花は一週間ほど早めに進んでいる感じです。

 当館の周りの桜、今や満開、今年の桜状況を記録しておきます。つい先日に咲き始めを報告したものです。

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当館の隣、南部公園の満開となった桜です。向こうの大通りまで「桜の通り道」になっています。

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空き地の桜の古木、元気に満開です。

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桜が満開になれば、当館駐車場の芝桜が咲き始めました。この5年の間にどんどん増えて見応えのある美しさを演出しています。ここ一週間ほどで満開となるでしょう。今や信州、花に埋もれています。 

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(黒いカッパの貯金箱)

 真っ黒のカッパ、かわゆく腕を組んだ、そんな珍しい貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、カッパの貯金箱、陶器製、高さ12センチです。縁起物の土産品の様です。

 真っ黒にピンクと赤と白でわずかに彩られ、個性的なものになっています。いろいろカッパの貯金箱を収蔵していますがこんなのは珍しいです。昭和時代のものだそうです。

 縁起物のカッパって何だろう。昔話に登場するカッパは、馬や人を水に引っ張り込むコワ~イ生きものでしたが、現在では解釈を変えて、「お金を引っ張り込む」とか「幸せを引っ張り込む」とか「お客を引っ張り込む」といって商売繁盛・開運祈願の縁起物なんだそうです。

 また水に住んでいるので、水難除け・火災除けとも言われています。

 

 

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