2013年1月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(伊万里焼?の招き猫貯金箱)

 古めかしい伊万里焼だと言う招き猫貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、伊万里焼?の招き猫貯金箱、陶器製、高さ28センチです。

 焼き物については、特に知識も経験も無いので、これが、伊万里焼かどうかは分かりませんが、顔が厳めしく、全体に風格が有ります。首周りの装飾は、華やかさの中に色が渋く、見応えが有ります。

 伊万里焼は、有田(佐賀県有田町)を中心とする備前国(現在の佐賀県及び長崎県)で生産された磁器の総称です。白磁の肌に染付で文様を描き、本焼きをし、更に上絵を施し、再度焼きあげます。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(とっとこハム太郎のリボンちやん貯金箱)

 とっとこハム太郎のハートが可愛いリボンちゃん貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、リボンちゃん貯金箱、プラスチック製、高さ9センチです。小さいシンプルなものですが、それなりに面白みが有ります。

 ハンバーガーを中心とするファーストフードチェーン店のロッテリア提供、ハム太郎・タイショーくんの貯金箱を合せ3種類が提供されています。

 「とっとこハム太郎」は、河井リツ子による漫画・絵本作品・アニメ作品で、1997年に小学館に連載となりました。

 ハムスターのハム太郎とその周辺の人々およびハムスターのいろいろが語られます。

 リボンちゃんは、メインヒロイン、身長7.5センチ、7月10日生まれのカニ座、フランス帰りの帰国子女、口調もお嬢様風で「でちゅわ」が口癖、真っ白い毛並みに青いリボンがトレードマークです。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(王様のサンタとスノーマン貯金箱)

 サンタとスノーマン貯金箱、先月末で企画展が終了していますが、更に今年の企画展バージョンアップの為に、これはと言うもの収蔵しています。

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上の写真、王様のサンタとスノーマン貯金箱、プラスチック製、高さ12センチ、よく有る菓子入りプラスチックケースの貯金箱です。

 同種のものはいろいろ収蔵済みですが、この2種類については未収蔵です。シンプルな大量生産のプラスチック成型品ですが、表情や形がよく出来ており、彩色も良く、特にスノーマンは多色使用で綺麗です。

 今の時代が生み出した実質的な販促貯金箱です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(カラクリ招きネコ貯金箱)

 面白いと言うか、微笑ましいと言うか、そんなカラクリ貯金箱、一寸古いものを収蔵しました。

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 上の写真、「電動開運招福招き猫貯金箱」と言うんだそうです。ネコ部分が陶器製、下は、プラスチックです。高さ18.5センチです。

 タイ製で、学研が提供したものの様です。右足の手前の所に硬貨を置くと、手が動き、続いて足が前に出てきて硬貨をボックスの中にかきいれます。そして、「毎度おおきに」とネコがお礼を言います。なかなか機微に富んだ貯金箱です。

 この種の貯金箱としてはこれが古い方かと思いますが、この種のものとして続いて、おばあさんが主人公の「いただきバンク」、更に現在は、可愛いイヌ・ネコが主人公の「いたずらバンク」が提供され人気を呼んでいます。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(一休さんの貯金箱)

 大きな一休さんの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、一休さんの貯金箱、ソフビ製、高さ44センチ有ります。本来の小坊主姿の一休さんらしからぬ姿、実は、生まれたままの姿で取得したので、トレードマークの衣装が有りませんでした。いかにも借りて来た衣装姿ですが、可愛い顔がしっかりカバーしています。

 頭の後ろにお金の入れ口があり、お尻に出し口が有ります。頭・手足が動きます。本当に丈夫に、綺麗に出来た貯金箱です。

 一休さんは、室町時代の臨済宗の僧、一休宗純の愛称です。その生涯に様々な説話を残したことから、江戸時代に説話「一休咄」が作られ、頓知で有名になりました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(正露丸の貯金箱)

 今日が今年度最初の開館日です。外は薄く雪が覆い、寒さが厳しいけれど、陽が射していて、室内からの眺めは長閑です。

 さて、今年最初の貯金箱収蔵の紹介です。年末年始、暴飲・暴食で過ごした皆さんが多いかと思います。お腹の調子が悪い、そんな時昔からよくお世話になるのがラッパのマークの正露丸でした。

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 上の写真、ラッパのマークの正露丸の貯金箱、上の箱が厚いボール紙、足がプラスチック製、高さ17センチです。

 この貯金箱、正露丸メーカーの大幸薬品㈱の提供品では無く、許可を得て、㈱サンリオファーイーストが制作したものだそうです。

 昭和時代のもので、正露丸の知名度が有ったからこそ作られたものなんでしょう。結構大きなもので、変わっていて貴重品です。お金は、上から入れて、足をとって底から出します。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(今年もよろしくお願いします。)

 新年、おめでとうございます。

 元旦・二日と、穏やかな比較的良い天気が続きました。今朝は一転盛んな雪降り、一面が雪景色になっていました。でも、今は陽が射し、辺りの雪はすっかり消え、正月らしい長閑な雰囲気になっています。こんな平穏な今年であって欲しいと思います。

 さて、にしざわ貯金箱かんも、この4月1日にオープン以来5年を経過し、6年目を迎えます。当初予定していた採算面にはほど遠い状態ですが、貯金箱収蔵等の充実、当館及び貯金箱に対する認識の向上については予想を上回るものが有りました。

 たかが貯金箱との一般的な認識を変えることは簡単では有りませんが、当館にご来館頂いたことで、その認識が変わる様日々充実に努めたいと思います。

 貯金箱には、幅広く・奥深さが有ります。骨董的・芸術的・趣味的・インテリア・キャラクター・日用品・動植物など、加え、宗教・文化・世情などが関わってきます。明治初年、初めて貯金箱として宝珠の貯金箱が出現して以来、数多くの貯金箱が提供されており、それらは、それぞれの時代に影響され、残された貯金箱によってその時代がよく分かり、貴重な文化遺産と言えるでしょう。

 今年の業務開始は明日からです。新年企画展「新春を寿ぐ干支の貯金箱」は、明日オープンです。楽しく・興味深く・面白く、そんな企画展を目指しています。お出かけ下さい。

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 みんなで待っています。こちらもご覧ください。http://ameblo.jp/chokinbakokan/entry-11437979078.html

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