2013年1月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ラットフィンクの貯金箱)

 アメリカでは超人気、日本でも知られるようになってきたラットフィンクの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、車に乗ったラットフィンク、プラスチック製、高さ19センチです。

 ラットフィンクは、ミッキーマウスの父親とされているが、何とも凄まじい顔と体形、ドブネズミとのことですが、キャラクターとしては異端視されそうです。でも、車好きの人など多くの人に愛されている様です。尚、ラットフィンクの超大きな立像貯金箱も収蔵済みです。

 ラットフィンクは、1960年前後、アメリカ人、アンダーグラウンド・カルチャー(大衆的でない前衛的な文化)の重鎮、エド・ロスによって生み出されました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(変わり種ポスト貯金箱)

 ポスト貯金箱でも郵便局関係では無いんですが、ポストをメインにしたロマンチックな貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、1970年代、若者(乙女かな)向けのロマンチックな貯金箱、陶器製、高さ20センチです。

 ポストの上に動物が乗っていますが、何の動物か分かりません。当時のよく有るデザインのものです。

 全体がロマンチックなデザインの一方、温度計が付いていたり、作りがしつかりしていて大量に貯められそうで実用的です。

 「ARI 阿里ヤングインテリア BY FUJIKA」のシールが付いています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(干支の猪貯金箱)

 今年の干支では無いけれど、正月に似つかわしい、賑やかで、お目出度そうな貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、干支の猪の貯金箱、陶器製、高さ14センチです。

 左手に「福」の字が書かれた扇を持ち、右手でお金を招く招き猪です。赤いちゃんちゃこに、お目出度そうな花びら模様、すました顔にも愛敬があり、全体に浮き立つ楽しさが滲みでています。来年の干支の企画展では、明るい楽しい展示に一役かいます。

 ところでこの貯金箱は、「昭峰作」となっているので人名かと思ったら、どうも愛知県瀬戸市にある「昭峰作株式会社瀬戸陶芸社」のことで、ブランド名の様です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(恒例の初詣に行ってきました)

 昨日の日曜日、朝方、数センチの雪がつもっていました。どんよりとした天気模様、一日雪降りかと思っていたら、からっと晴れた良い天気になり道路の雪も融け始めました。

 気になっていた恒例の初詣、早速出かけることにしました。午前11時、いつもの3ヵ所、はじめに別所温泉の北向観音に向かいました。道路にはほとんど雪が無く、陽がサンサンと射し、車内はポカポカ陽気で快適です。30分ほどで到着、別所温泉の入り口、底地の様な駐車場に駐車し、お参りに向かいました。お観音さんまでの道筋、結構な数の人出です。大部分は参詣の方方の様です。小さな境内ですが、出店もあり賑わっています。老若男女、みんなと一緒に一年の無事をお願いしました。

 

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別所温泉 ななくりの足湯から北向観音を望む

 駐車場近くの「相染食堂」で、ちゃーしゅうラーメンの昼食、なかなか美味でした。

 続いて、毎年1月7・8日の八日堂縁日(だるま市が開かれ、厄除け開運のお守り「蘇民将来符」の授与)で有名な上田の信濃国分寺に行きました。

 参詣人はまばらでしたが、いつもながらの荘厳な雰囲気で、清々しく参拝しました。

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信濃国分寺の境内

 北向き観音をお参りしたら、長野の善光寺もお参りしなさいと言われています。例年年初めに、この3ヵ所をお参りしています。

 上田から長野は結構遠く、到着には時間がかかりました。午後2時半頃到着、さすがに参詣人は少なくなっていましたが、それでも善光寺さんです、イベントが開かれている様な賑やかさです。しっかりお参りし、爽やかな晴天の空を見上げました。

 さあ、今年一年頑張ろう。

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善光寺本堂 晴天の空にそびえています

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(新たな記念貨幣も収蔵しています)

 当館は、日本の貯金箱の収集に鋭意邁進しておりますが、「お金いろいろ」の展示室もある通り、お金及びお金に関係するものも機会に応じて収集しています。特に日本の記念貨幣については収集漏れの無いよう留意しています。日本の記念貨幣については、昭和39年の東京オリンピックが最初で、その後ずっと収集し、展示しています。100円銀貨から10,000円金貨までズラリ、更に最近ではカラーの美しく、凝ったものが発行されています。

 最近発行された「第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会」の記念貨幣、48年ぶりに日本で行われることを記念して発行されました。現在ロングランで発行されている記念貨幣、地方自冶法施行60周年記念貨幣以外としては、平成21年に発行された「天皇陛下御在位20年記念貨幣」以来、3年ぶりの記念貨幣発行です。

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 上の写真、「第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会」の記念貨幣です。

 記念貨幣の表面には、葛飾北斎の「山下白雨」(冨獄三十六景)から日本を代表する富士山、歌川広重の「日本橋・朝之景」(東海道五十三次)から躍動感のある江戸の庶民を図柄として採用しており、「虹色発色」技術(微細な間隔に刻んだ溝に当たり反射した光が、干渉し虹色に輝いて見える様加工する技術)を用いて表現しています。裏面には、開催国である日本を中心に配置した世界地図を図柄として採用しています。

 美しいカラーに、動態的な輝きが加えられ、造幣技術の進歩は止まりません。 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(変わっているスカル貯金箱)

 全体が色と凝った模様付きの個性的なスカル貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、個性的なスカル貯金箱、陶器製、高さ17センチです。

 全面に細工が施され、緑・金色・黒の3色でほぼ全面を覆っています。お金の入れ口を含め3ヵ所に変わったライオンの図柄が施されています。

 スカルの貯金箱は、これまで数多く収蔵していますが、この様な全面に細工が施され、クールな色で着色されたスカルは初めてで珍しいと思います。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(こんにちわ♪ の猫の貯金箱)

 こんにちわ♪ と御挨拶している珍しい猫の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、珍しい御挨拶スタイル、笑顔も素敵な猫の貯金箱、陶器製、高さ15センチです。

 何とも言えない笑顔、御挨拶姿も上品でおしとやか、面白く愉快な猫の貯金箱です。こんな感じの人間様もいらしゃいますよね。

 色模様も有り触れていてリアリティが有ります。大きな足でしっかり安定しています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(今年の干支 巳の貯金箱)

 ほのぼのとした、正月らしいと言うか、心が浮き立つ様な春めく干支の巳の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、干支の巳の貯金箱、陶器製、高さ8センチです。

 白地にピンク系、梅の花がデザインされています。金の延べ板らしきものに「招福」。新年に似合った干支の貯金箱です。

 今年の干支は巳、へびです。執念深いと言われるヘビですが、恩も忘れず、助けてくれた人には恩返しを行うと言われています。

 巳年生まれの人は、内面には芯の強さとしっかりした信念を抱き、冷静な判断力と思慮深さも備えていると言われます。
 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(古そうな貯金箱いろいろ)

 いつもの骨董屋さんが、こんなものと言って持ち込んだ貯金箱、経年物らしく、個性的ですが、詳細不明で収蔵です。ここで紹介しながら記録を残しておこうと思います。

 

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 上の写真、御殿女中の土人形か、高さ18センチです。何を持っているのか分かりません。おそらく揃いの土人形の一つでしょう。色落ち無く鮮やかですが、顔など輪郭が不明瞭です。

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 上の写真、上に甲を置いた鎧櫃の貯金箱、陶器製、高さ17センチです。かなり重く、お金の出し口が有りません。頑丈な素朴な作りです。

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 上の写真、爽やかな、綺麗な作り、どのような人物か分かりませんが、茶道に関係する人でしょうか。高さ18センチ、お金の出し口は有りません。

 

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(弓野人形 桃太郎貯金箱)

 古瀬与三郎 作? 弓野人形 桃太郎貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、弓野人形 桃太郎貯金箱、陶器製、高さ11センチ、爽やかな感じの桃太郎赤ちゃんです。欠け、色落ちも少なく状態のよいものです。

 愛らしい表情が親しみやすいと言う弓野人形、佐賀県武雄市弓野で作られています。

 様々な種類の貯金玉(土製の貯金箱)を古瀬与三郎さんが制作していたとのことですが、これは本人のものなんでしょうか。

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