収蔵品の中から明治時代、若しかすると江戸時代に作られた福助の貯金箱を紹介します。
上の写真、古い福助の貯金箱、陶器製、高さ14センチです。
色落ち、欠け無く、顔の表情も良く分かり、鮮やかな色彩を維持している極めて状態の良い貯金箱です。勿論、お金の出し口は有りません。一寸分かりにくいですが、左手に扇を持っています。
江戸時代の福助は、おでこが強調され、胸の前で扇を広げているのが特徴だそうです。古いものほど額が大きく、目元がくぼんでいるそうです。
現在、当館では、変わり種福助貯金箱のミニ企画展コーナーを設置しています。
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