2012年10月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(磁石利用のユニーク貯金箱)

 磁石を旨く利用した"てんとうむし"貯金箱を収蔵しました。

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上の写真、木製の"てんとうむし"貯金箱、高さ7センチです。お金の出し口がユニークです。首の所が、磁石になっていて、簡単に外れ、また、ピッタと気持ちよく、しっかりくっ付きます。シンプル、頑丈な作り、使い勝手も良く、何となく愛敬もあり、結構気軽に使用できそうです。最近の提供品なんでしょう。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(金属製の本型貯金箱)

 重量感のある金属製の本型貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、金属製の本型貯金箱、高さ8.5センチ、横幅4.5センチ、奥行き7センチのコンパクトなものです。お金の出し口は、底に有り、コインで蓋を開けられるようになっています。しっかりした作りで、重量感が有り、経年による古色が良い感じを出しています。

背表紙の下、人物像には1798 LIBERTYと書かれ、上には、THE ROAD TO RICHES(富への道)とかかれています。裏表紙は、1ドル紙幣になっています。アメリカ製と思われますが、何時頃作られ、どんな経緯のものなんでしょうか。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(乙川土人形の貯金箱)

 郷土玩具、土人形、「乙川の俵坊」の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、乙川土人形の代表作、俵坊と呼ばれる俵持ち童子の貯金箱です。陶器製、高さ24センチとかなり大きなもので見栄えがします。

 経年のものと思われますが、色落ちもなく、欠けも有りません。目鼻立ちもすっきりした爽やかな顔、おさげ髪は、本物の髪を使っている様です。

 愛知県半田市乙川の乙川(おつかわ)人形、童の頭の青いのは乙川の特徴だそうです。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(昭和20~30年代の貯金箱)

 戦後間もなくと思われる、古い貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、漫画、「プロンディ」に登場する犬、デイジーが描かれた木製の貯金箱、高さ12.7センチ、横幅7.3センチです。掛け置き型貯金箱、お金を出すときは、入れ口の上部が横にスライドする様になっています。

 古い割合には、状態は良く、しっかりしていて絵も綺麗です。

 「プロンディ」は、1930年に連載が始まったアメリカの新聞漫画です。1946年からは週刊朝日に、1949年からは朝日新聞の朝刊に登場しました。プロンディとダグウッド夫婦の日常を描いています。絵は、その飼い犬、ディジーです。

 貯金箱の裏には、単に1953年の書き込みが有ります。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(形容し難いデザインのウサギ貯金箱)

 顔は、しっかりお化粧、蝶ネクタイに小さな帽子を被り、花を持って気取っている、単に可愛いと言うことからから外れているウサギの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、ウサギの貯金箱、陶器製、高さ17センチです。宇山あゆみのデザインです。

 昭和時代、貯金箱で、こんな感じの人気デザインは結構有るけれど、これは何とも言えず、じっと眺めてしまうユニークなものです。

 宇山あゆみは、昭和30~40年代の懐かしくてカワイイ=「昭和メルヘン」をテーマに活動中の人形作家とのことです。1969年東京生まれ、女子美術大学産業デザイン化卒です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(鉄製のカエル貯金箱)

 しっかりと作られている鉄製のカエルの貯金箱を収蔵しました。

 

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上の写真、鉄製のカエルの貯金箱、高さ7センチ、奥行き17センチ、横幅14センチ、重量460グラムです。頭のてっぺんにお金の入れ口があり、出し口は、お腹のネジを外せばお腹がすっかりとれてお金が出せる様になっています。

 貯金箱の中に、昭和40年前後の50円玉が数枚入っており、それ以前に作られたものでしょうか。

 かなり重く、重厚です。顔も鋭く、威風堂々貫録が有ります。カエルの貯金箱としてはユニークなもの、お腹に何か書かれていますがよく分かりません。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(木製の大きな貯金箱)

 木製の壁掛け式、大きな貯金箱を収蔵しました。

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上の写真、木製の細長~い、壁に掛ける様になっている本当に大きく感じる貯金箱、高さ1m5cmです。確かにたくさん貯まりそうです。しっかり出来ていて頑丈です。でも、お金の出し口が無く、しっかり貯めたら、壊さざるを得ません。

 大正時代以前のもので、もっと素朴な同様なものが有ると文献で見た気がするのですが、これは明らかに昭和時代に作られたものでしょう。「早坂」と書かれたネームプレートが付けられています。

 でも、貯金箱としてはユニーク、珍しいものとなるでしょう。

 こんな貯金箱も収蔵しました。

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上の写真、物入れ付きの大きなテレビセットの貯金箱、陶器製、高さ10センチです。昭和時代の高額なテレビセットです。画面の漫画、見慣れたものの様ですが、確定出来ません。あの時代を思い出させる貯金箱です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ポスト缶と書かれた貯金箱)

 極めて汚れが激しいけれど、古いもので、珍しい貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、ブリキ製のお茶筒の様な缶、ポスト缶と表示されており、貯金箱として利用できるものです。高さ14センチ有ります。

 分かりずらいですが、〒マークの左側に「ポスト缶」、右側に「逓信省徽章使用認可済」と書かれています。

 下には、「空缶はセルロイドの処を切り開けて差入口となし貯金箱」、「電話料金入れ等に御利用ができます」と、右から左へ書かれています。

 上のフタが開いて、お金が出せます。相当古いものと思われますが、本来の使用目的はなんだったのでしょうか。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(貴重に感じる貯金箱)

 古くて、珍しい形、貴重に思われる貯金箱を収蔵しました。

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上の写真、右から左へ、「福神」と書かれた宝珠型を半分にし、作られた貯金箱、陶器製、高さ8.5センチです。

 断面に恵比寿・大黒さんが彫られ、その前面に鶴・亀が配置され、目出度さと有り難みいっぱいの貯金箱です。

 後ろ側に、銀貨入れと刻まれて、お金の入れ口が有ります。お金の出し口は有りません。長期間、神棚に祭ってあったそうで、汚れでくすんでいます。新品当時は、金箔が施されていたのか、その名残りが有ります。

 宝珠型の貯金箱は、明治初年、日本では初めて貯金箱として作られました。これは、その後の明治時代、或いは大正時代に作られたものでしょうか。なかなか凝っていて、貴重品だと思います。

 宝珠とは、お釈迦様や七福神の一人、福禄寿がよく手に持っている珠のもので、お願いすれば、何でも願い事を叶えてくれる有りがたいものだそうです。お金が貯まれば、願い事が叶えられる貯金箱、宝珠型の貯金箱の誕生に相通じるものが有るようです。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(異色なキリンの貯金箱)

 異色の擬人化したキリンの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、キリンの貯金箱、陶器製、高さ13センチです。貯金箱の底に「YOUNG KOKUYO」のシールがあります。

 1970年代に提供された、事務用品大手企業、コクヨのファンシー文具としての貯金箱です。

ファンシーとは、装飾的で変わったものをさすのだそうです。

 ネクタイに女の子の事務服? の様な服装、当時のファッションなのでしょうか。丸味をおびたふくよかなキリンに着せて、何とも形容し難いスタイルです。

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