2012年7月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(小さな郷土玩具貯金箱 その2)

 小さな郷土玩具貯金箱をいろいろ収蔵しました。その2です。

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 上の写真、左側、岐阜県の郷土玩具、「蚕鈴」、その如意宝珠型の貯金箱、陶器製、高さ10センチです。

 岐阜の美江寺の蚕鈴が変化した土鈴で、何でも望みが叶うと言う、如意宝珠を題材とした、その貯金箱です。素焼の土型に彩色をほどこしただけのシンプルな作りです。

 岐阜県、美江寺の蚕鈴は、美江寺の蚕祭(旧1月30日)に売られた土鈴。宝珠鈴・釜鈴など種類が多く、蚕室に吊るすとねずみの害を防ぐと言われています。

 上の写真、右側、北陸高田地区の郷土玩具、「俵牛」の貯金箱、陶器製、高さ11センチです。

 金山の金を運ぶのに牛を使ったことに因んでいるそうです。荒削りで、素朴な作り、「俵牛」は各地に見られます。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(小さな郷土玩具貯金箱 その1)

 小さな郷土玩具貯金箱をいろいろ収蔵しました。その1です。

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 写真左側、土佐の郷土玩具「鯨車」の貯金箱、陶器製、高さ4センチ、横幅13センチです。

 船を鯨にみたてて引きまわして遊ぶ遊具で、100年前までは子供達のおもちゃとして親しまれていました。その昔、室戸地方の漁師が長い漁から帰る途中、久しぶりに会う子供らへのお土産に作ったのが始まりだそうです。

 写真右側、下関の郷土玩具「ふく笛」の貯金箱、陶器製、高さ7センチです。

 ふく笛は、昭和10年に「下関郷土玩具同好会」が結成され、その中でアイデアが出され、ふく笛が誕生したのだそうです。

 見た目、手触り、丸々としていて癒されます。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(しゃれた招き猫の貯金箱)

 招き猫のイメージには合わない、しゃれた招き猫の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、招き猫の貯金箱、陶器製、高さ21センチです。縁起ものの招き猫、勿論女性の猫でしょうが、しゃれた、なかなかの美人猫です。目がパッチリ、おちょぼ口、額が広くて、可愛い顔です。何時の時代のものか定かでは有りませんが、招き猫で、こんな感じのユニークさは、やはり昭和時代のものでしょう。形・配色など、万事に可愛く作られています。

 招き猫の変わり種、縁起ものに限れば珍品です。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(レトロな機関車貯金箱、ズラリ!!)

 レトロな機関車貯金箱をいろいろ収蔵しました。

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 上の写真、弁慶号、陶器製、高さ7センチ、横幅20センチです。

 1880年に使用を開始、北海道初の鉄道開業にあたり、アメリカから輸入された蒸気機関車です。

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 上の写真、Cー11型蒸気機関車、陶器製、高さ6センチ、横幅18センチです。国鉄の前身である鉄道省が1932年に設計した加熱式の蒸気機関車です。コンパクトで使い勝手良く、国鉄近代型制式蒸気機関車の中でも有数の成功作とされています。

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 上の写真、D51型蒸気機関車、陶器製、高さ6センチ、横幅17センチです。鉄道省設計で、1936年から製造、「デゴイチ」の愛称が有ります。主に貨物輸送のために用いられ、所属両数は、日本最大を記録しました。「デゴイチ」の愛称は、日本の蒸気機関車の代名詞にもなっています。

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 上の写真、大和銀行の販促貯金箱、機関車貯金箱です。プラスチック製、高さ9センチ、横幅、19センチです。クラシックで、ユニークな感じの貯金箱です。何を模したものか分かりません。

 機関車に関する貯金箱、いろいろ収蔵できています。意識して集めだすと、本当にいろいろ集まります。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(カートゥーンのカバ貯金箱)

 変わったカバのキャラクター貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、カバの貯金箱、プラスチック製、高さ28センチ有ります。

 カートゥーン ネットワーク(アメリカを本拠地に世界展開を行っているアニメ専門チャンネル)の「カバのガバチョ」の主人公、ピーター・ポタマスの貯金箱です。

 大きな気球に乗って歴史を旅する紫色のカバ、ピーター・ポタマスを主人公にした愉快なアニメです。1966年に日本で放送されています。この貯金箱はメキシコ製です。                                                                                                                    

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ピーターラビットの貯金箱)

 ずばりピーターラビットだけのシンプルな貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、ピーターラビットの貯金箱、硬質ソフビ製、高さ17.5センチです。擬人化された可愛い感じ、しっかり頑丈に作られ、使い勝手も良さそうです。

 ピーターラビットは、イギリスの絵本作家、ビアトリクス・ポーターの児童書に登場する主役キャラクターです。このキャラクターは擬人化され、青色のコートを着用した姿で描かれています。1902年に登場しました。

 こんな貯金箱も収蔵しました。

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 上の写真、観音さんの貯金箱、ソフビ製、高さ23センチです。生長の家 観世音報恩会の記銘が有ります。台座が貯金箱になっていて、上のお観音さんを外してお金を出せるようになっています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ゾウのカラクリ貯金箱)

 シンプルで頑丈なゾウのカラクリ貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、ゾウのカラクリ貯金箱、合金製、高さ11.5センチ、横幅23センチです。

 ゾウの鼻先にコインを乗せ、シッポを下げると、鼻が持ち上がって頭部が開き、落ちる仕組みになっています。シンプルなカラクリですが、頑丈に作られており、いくら使っても簡単に壊れる心配はなさそうです。お金を出すときは、止めネジを外すと、ゾウの体が二つに割れて出せます。

 外国製と思われ、アメリカで1900年前後にブームとなったメカニカル トイ バンクに模したものの様です。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(厳めしいブルドッグ貯金箱)

 アメリカの貨物用自動車の製造販売、マックトラックのキャラクター貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、マックトラックのキャラクター、ブルドックの貯金箱、1970年代製、硬質プラスチック製、高さ20センチです。

 愛敬のある表情ですが、男っぽい雰囲気があり、コレクターに人気がある様です。

 ブルドッグは、18世紀ごろの英国で、雄牛(ブル)と犬を戦わせるブル・バィティングという見世物が流行し、牛に対抗できる犬として開発された犬の品種の一つです。

 1835年にブル・バィティングが、禁止されると、ブルドッグは、番犬や愛玩犬となりました。ブルドッグの体形などは、その闘犬としての特徴を引き継いでいます。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(鉄製の馬の貯金箱)

 小さいけれど古くて見栄えのする、鉄製の馬の貯金箱を収蔵しました。

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1207061_2上の写真、躍動している馬の貯金箱、鉄製、高さ11センチ、横幅3.5センチ、奥行き12センチです。1900年代前半、アメリカの銀行の販促品だろうとのことです。

 小型ですが、かなりの重量感があり、ガッチリ出来ています。体形、顔形、写真ではわかりかねますが、顔の表情など、芸術品の様に良く出来ています。

 お金は、ネジを外して、体を真っ二つにして取りだすようになっています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(紫陽花が咲き誇る智識寺)

 先日の日曜日、紫陽花のシーズン、別名、あじさい寺と言われる智識寺を訪ねました。

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 上の写真、本堂に向かう道筋に咲き誇る紫陽花です。昭和40年~50年代にかけて、東京を始め各地から信者が参拝に訪れ、その賑やかさは特別だったと聞いています。智識寺は、740年、聖武天皇が創建されたとのこと、この本堂と安置されている十一面観音立像は、共に国の重要文化財に指定されています。確か、観音立像は、一時国宝だったと思います。

 敷地は広く、本堂の隣は公園の様になっています。紫陽花が少なく、雑然としています。以前は、紫陽花に覆われて素晴らしかったことでしょう。寄進の灯篭など、以前の賑わいが想像できるだけに現状は残念です。

 智識寺は、戸倉上山田温泉から麻績への道路沿い、ゆるい扇状地の中腹にあり、辺りは、果樹園に覆われ、眼下に温泉を見下ろし、穏やかな環境、素晴らしい光景が楽しめます。今は、いろいろな果物が成長中です。

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 上の写真、リンゴです。

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 上の写真、キュウイです。

 

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