昭和時代の特徴的な貯金箱をいろいろ収蔵しました。長く続いた昭和時代、この貯金箱が、いつ頃のものか、まだ判断できる知識と経験が不足しているけれど、丁寧で、しっかりした作り、何と無い素朴さの中に庶民芸術を感じるのが昭和時代の貯金箱だと思います。いつの日か、昭和ロマンとして、これらの貯金箱が取り上げられることになるのでしょうか。
上の写真、馬の貯金箱、陶器製、高さ17センチです。埴輪の様な作りの変わった馬の貯金箱、細部に渡って丁寧に作られ、馬の顔も愛敬が有ります。しっかりと丈夫に作られ、素朴感に溢れています。
上の写真、擬人化した鶏の貯金箱、陶器製、高さ14.5センチ、ぼってりとした、かなり重い陶器になっています。全体が素朴で、ほのぼのとした表情に愛敬があり、気持が癒されます。釣りズボン姿も昭和時代の特徴でしょうか。
上の写真、陶器の人形三体、昭和時代の少女達です。高さは、16センチ有ります。昭和時代は、こんな感じの、老若・男女を問わず、人物の貯金箱が多いです。いずれも丁寧に、丈夫に、彩りも綺麗で、当時の流行をうかがい知ることが出来ます。
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