にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(古いお福さんの貯金箱)

 開運小判を抱いた、古いお福さんの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、古いお福さんの貯金箱、土人形で、高さ22センチです。大正時代以前のものと思われ、何とも素朴な表情が印象的です。欠けは無く、ところどころ色落ちが目立つものの、鮮やかな模様・色は維持されています。想像上のお福さんと幾分違っているのが新鮮です。

 お福さん(お多福さん)、その名の通り福を呼ぶ女性の象徴で、招福開運や豊穣・夫婦円満の縁起物とされています。京都では、「おたやん」とよばれているそうです。

 お福さんは、美人ではいけないそうで、低い鼻(天狗にならない)、大きい顔(世の中に広く大きく出て、商いを広げる)、口はおちょぼぐち(いらないこと、悪口を言わないよう)が特徴で、昔は、この様な女性が美人の象徴とされていました。

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