2012年4月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(海老の土人形貯金箱)

 珍しい海老の、それも土人形の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、土人形の海老の貯金箱、陶器製、高さ11センチです。裏に「津屋崎人形 原田半蔵」のシールが付いています。赤色が鮮やかです。

 これは、福岡県福津市津屋崎の原田半蔵人形店のものの様です。

 江戸時代後期の明和5年以来引き継がれてきた津屋崎人形、その魅力は、愛らしいまでの素朴さ、鮮やかな原色と柔らかい形に有る様です。粘土をこねて、2枚の土型に押し詰め、それを重ね合わせるという製法を用いて、手乗りサイズの小さなものから、大きなものは70センチ近くの人形まで作られているそうです。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(日清食品、出前一丁の出前坊や貯金箱)

 すっかり有名になっている、日清食品のマスコットキャラクター、「出前坊や」の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、いずれもソフビ製、高さ13センチです。目のくりっとした、下駄ばきの可愛い坊や、すっかり有名になっています。

 「出前一丁」は、日清食品が、1968年に販売を開始したインスタントラーメンの銘柄で、日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。出前坊やは、1993年のアニメCMに初登場しました。

 2005年以降、岡持ちを右手に持ち替えているとのことで、この貯金箱、それ以降のものの様です。

 日清食品は、1948年創業、創業者 安藤百福が、インスタントラーメン「チキンラーメン」を開発しました。それへの努力は、有名な話です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(昭和レトロ? な貯金箱いろいろ)

 昭和時代の貯金箱、全く新品で、今様かと思われるものも含め、いろいろ収蔵しました。

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 上の写真、キノコと青い鳥、そして、てんとう虫、何となく子供の世界に浸っているような貯金箱、陶器製、高さ15.5センチです。青い鳥の眼つきも可愛いです。重みのある、しっかり出来た貯金箱です。

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 上の写真、左側から、首振り海賊の貯金箱、陶器製、高さ20センチ、ウサギのチンドン屋貯金箱、陶器製、高さ19センチ、右側、温度計・ぶらぶらコウモリ付きネコの貯金箱、陶器製、高さ15センチです。いずれも、現在の彩色豊かで、個性的な貯金箱に比べれば、やぼったく、具象的ですが、ほのぼの感が有ります。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(歴史を刻んだ貯金箱)

 可愛い? ブタの貯金箱、でも、これは歴史を刻んだ貯金箱なんです。そんな珍しい貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、片目を閉じてウインクしているブタ、体には、鮮やかな花の模様が描かれています。日本離れ、アメリカナイズ? されたブタの貯金箱でしょうか。陶器製、高さ7センチで小さなものです。お金の入れ口だけで、出し口は有りません。

 ブタの下の腹に、MADE IN OCCUPIED JAPAN(メイド イン オキュパイド ジャパン)のマークが有ります。日本が占領下にあった時代、民間貿易のはじまった1947年から1952年の間に、海外に輸出された品にはこのマークが付けられました。限られた期間の輸出品なので稀商品の様です。この貯金箱もアメリカから送られてきました。シンプルで、安価なおもちゃ的なものなのでほとんど無くなっていることでしょう。

 オキュパイド ジャパンのオキュパイドとは、占領されたと言う意味です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(裸の大将、山下清の貯金箱)

 裸の大将として、戦後、有名な画家、山下清のフィギュア貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、山下清の貯金箱、陶器製、高さ13センチです。20年位前に地方の山下清記念館にて購入したものだそうです。ネットで調べてみましたら、有りました。偶然当館と同県、長野県茅野市に、放浪美術館ー山下清の世界ーです。顔はともかく、雰囲気の良く出た貯金箱です。

 山下清、1922年ー1971年、日本中を放浪していたことで知られ、「日本のゴッホ」、「裸の大将」と呼ばれました。

 3才の頃に重い消化不良になり、一命は取り止めたものの、後遺症で、軽い言語障害、知的障害が残っていました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(銀行提供のSL貯金箱)

 銀行の一寸面白い変わったSL貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、いずれも大垣共立銀行提供の貯金箱です。左側、SL(蒸気機関車)を浮き出した図柄に温度計をつけた貯金箱、陶器製、高さ7.5センチ、横幅13.5センチです。経年の古めかしさが、一層、SLの良い感じをだしています。右側もSL、陶器製、高さ9センチ、横幅14.5センチです。個性的な形、雰囲気を持ったSLです。上の網目からお金を入れるようになっています。OKー75と記されていますが、大垣共立銀行が、1975年に提供したものということでしょうか。SL関連貯金箱、いろいろ集めています。いずれ企画展です。

 ㈱大垣共立銀行、岐阜県大垣市に本店を置く地方銀行。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(大きな住信の貯金箱)

 大きな住友信託銀行の貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、住友信託銀行の創立50周年の大きな記念貯金箱、ボール紙製、高さ60センチです。大きなユニークな絵が描かれ、上部に創立50周年を明記しています。銀行もので、この様な形の、こんな大きなもの珍しいです。昭和時代、貯金箱全盛期、正にそんな時代の象徴です。

 住友信託銀行は、中央三井信託銀行・中央三井アセット信託銀行と合併して、現在は、三井住友信託銀行となっています。創業が、1925年ということですから、50周年は、1975年、昭和50年です。日本の高度成長期です。当時は、みんなが元気でした。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(フランフランの時計付き貯金箱)

 フランフランの時計付き貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、プラスチック製、高さ10センチです。2007年に購入したものだそうです。電池を使っても、コンセントに差し込んでも使用可能です。アラームを止めるのには、硬貨を入れなければ止まりません。今様のハイテク仕様になっています。

 フランフランの貯金箱と言えば、ド派手なものかと思っていたのですが、この貯金箱、極めて地味で、シンプルです。

 フランフランは、日本の企業である、㈱パルスが経営するインテリア・雑貨の専門店です。コンセプトは、「カジュアルスタイリッシュ」で、ターゲットをあえて都会に住む25才独身女性に絞り、特に20代・30代の女性に支持されています。近年は、男性客の割合も上昇しているそうです。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(千代の富士の貯金箱)

 千代の富士の貯金箱を紹介します。

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 上の写真、千代の富士の貯金箱、陶器製、高さ13センチ、愛称ウルフ(狼)と呼ばれた通り、スリムで精悍な顔つきをしています。

 千代の富士は、1955年生まれ、大相撲元力士で、第58代横綱、現在は、九重部屋の親方です。史上2位の記録である通算31回の幕内優勝者であり、昭和最後の大横綱です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(映画「霊幻道士」のキョンシーの貯金箱)

 映画「 霊幻道士」のキョンシーの貯金箱を収蔵しました。

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 上の写真、キョンシーの貯金箱、ソフビ製、高さ25センチ、1988年の日本製です。かなり大きなもので、ペビー顔、首と両手が動きます。変わったキャラクターですが、当時は人気が有った様です。

 キョンシーとは、中国の死体妖怪の一種。硬直した死体であるのに、長い年月を経ても腐乱することなく、動き回ります。

 1980年に公開された、香港のアクションホーラー映画を元にして、1985年、香港映画「霊幻導士」が制作されました。キョンシーは、それに登場する妖怪です。

 

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