一見、湯呑茶碗と間違えそうな貯金箱です。
上の写真、左側、14年前に経営破綻し、廃業となった北海道拓殖銀行の販促貯金箱です。鉄製、高さ10センチ、八角で、底面直径6.5センチ、重量600グラム有ります。何かの記念品として提供された様です。側八面に朝日が輝き、雲が刻まれています。下部に、たくぎんマーク、そしてフロンティアの文字が入っています。お金の入れ口は、上の蓋に有り、蓋は、取り外し簡単です。形と言い、模様と言い、上の蓋と言い、全く貯金箱らしからぬ、湯呑茶碗の様に見えます。制作意図は、何処に有ったのでしょうか。確かに、変った貯金箱だと断言出来ます。この銀行は、クマのキャラクターでも有名、いろいろ独創的なクマの貯金箱が沢山に残されています。一番小さな都銀だったとのことですが、この面でも廃業は残念です。
写真、右側、広島東洋カープの赤ヘル貯金箱、プラスチック製、高さ8センチです。昭和時代の広島銀行の販促貯金箱です。赤ヘル軍団などと呼ばれ、黄金時代も有りましたが、最近は低調の様です。
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