昭和時代は、63年間、随分と長い期間であり、激動・激変の時代でした。また、この期間は、時代環境と共に、いろいろな貯金箱が出現、貯金箱の全盛期でした。昭和時代の貯金箱で、いろいろ懐かしい、楽しい企画展が出来そうです。今日は、そんな貯金箱全盛期でも、これが特徴的なものではないか、と言う貯金箱を収蔵しましたので紹介します。
上の写真、小物入れの引き出し付の貯金箱です。上部が貯金箱になっており、お金の入れ口が有ります。お金を出す時には、鍵で外して開けます。全体の三分の一位が、貯金箱になっています。硬い木で造られ、部分部分に鉄板が貼られています。頑丈で、かなり重く、高さが30センチ程です。勿論、今ではインテリアとしての価値が高いでしょうが、当時は実用的としての価値が高かったのでしょう。昭和44年頃の制作です。貯金箱が、本当に身近なものだったのでしょう。
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