にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(宝珠の貯金箱を収蔵)

 以前から、宝珠の貯金箱を探していたのですが、とうとう収蔵出来ました。

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 上の写真、宝珠の貯金箱、土焼で、直径9センチ、高さ8センチです。明治時代の初め頃、「貯金玉」と呼ばれ、主流をなした貯金箱です。宝珠は、如意宝珠と言って、よく仏様が手にしているのを見ますが、どんな願い事も叶えてくれる縁起の良い珠のことです。そんなことから、お金を貯める貯金箱としたことには、何か通じるものがあったのでしょうか。

 宝珠は、上部がとがっていて、その両側から炎が燃え上がっている状態を模したものだといわれています。上の写真では、左右対称の奇麗な形で、そんな状態が想像出来ません。でも、なかなか魅力的な不思議な雰囲気をもっています。

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 上の写真、郵便貯金創業100年の記念切手シートです。1875年(明治8年)に、郵便為替、郵便貯金が創業されました。それを記念して、1975年に、記念切手が発行されました。その時の図案が、宝珠の貯金箱とコインでした。

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