にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(だっこちゃん)
キャラクター貯金箱の紹介、その188です。今日は、だっこちゃんです。
デザイナー、大木紀元により誕生したキャラクターで、1960年に、宝ビニール工業所が製造し、発売されました。この人形は、空気で膨らませるソフトビニールタイプで、真っ黒な人型をした手足が輪状になったもので、木にしがみつくコアラの様なポーズをとっていました。若い女性を中心にブームとなり、その年に、約240万個が販売され、1960年代を代表する玩具となりました。
ー戸倉上山田温泉の名所 にしざわ貯金箱かん ひとり言通信ー
先日の10日、上山田温泉地区の"どんど焼き"の日でした。どんど焼きとは、お正月の火祭り行事とされ、去年のお札類、正月の松飾り、しめ縄、書き初めなどを上手に高く積み上げ、盛大に燃やします。どんど焼きの語源は、どんどん燃える様子から、その名称が付いたなど、いろいろ説がある様です。
ここ温泉11区でも、例年の仕来たりで、朝8時、区民の有志が集まり、区内の松飾りを収集します。以前は、大きな中型トラックで集めましたが、最近の簡素化傾向と言うのでしょうか、現在は、軽トラで十分間に合っています。集める人も、集める所要時間も、集まるものも、以前の3分の1です。世の中、何かと簡略化が進んでいる様です。昔と違って、余りに多くの見るもの、聞くもの、触るものが有り、個々の趣味に特化し、その他は、簡略化し、無視され、忘れ去られるのでしょう。こんな世の中、常に注目されるのは大変です。
集めた正月の松飾り等は、戸倉上山田温泉の名所、冬の渡り鳥が集う、千曲川河川敷に、温泉一帯から集められ、当番区が、見事な山に仕上げます。後は、点火を待つばかりとします。
午後3時、点火、火の粉が大きく天を焦がします。最近では、例の無い、昼間の零下の寒さの中、熱すぎる体中の火照りに、幸せを感じます。書き初めを燃やし、更にそれが天高く燃え上がると、字か上手になり、勉学が進むと言われていますが、どうだったでしょうか。
火勢が弱まり、置き火状態になったら、更に楽しみが有ります。持参したお餅や団子などを焼き始めます。そして熱々の焼き上がったお餅など、海苔巻きなどで、早速に食します。自治会の配慮により、ビールなど、飲み物も準備されています。これを食することは、"美味しい"だけでは無いのです。まず、風邪をひかない、一年間、無病息災と言い伝えられています。事実かどうかはともかく、気持ちが晴れ、元気が出ます。何事も、気持ちの持ち方次第とか言われます。新年の初めに、こんな行事に参加すること、楽しいじゃないですか。
—–
にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(だっこちゃん) 続きを読む »