2010年6月

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ゴジラ)

 キャラクター貯金箱の紹介、その161です。今日は、ゴジラです。

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 東宝㈱が、1954年に公開した、特撮怪獣映画「ゴジラシリーズ」、第一作目で、巨大怪獣(主役)ゴジラの東京襲来を描き、日本の怪獣映画の元祖と言われています。その後、映画は、シリーズ化され、数多く制作、海外版も制作され、日本のみならず、世界各国で、高い人気を誇っています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(「集めておこうかな」の貯金箱紹介)

 インターネットによる貯金箱集め、一寸気に掛ったものは、出来るだけ収蔵する様にしています。皆が欲しがり、入札が殺到しているものは、将来に渡って存続出来る貯金箱でしょうが、入札されずに終わったものは、恐らく大部分が、廃棄されてしまうでしょう。そんな中で、気に掛ったもの、出来るだけ収蔵したいとおもいます。何気ないものでも、時代を反映しています。

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 上の写真、左側、ディズニーのリトルマーメイドのアリエル、高さ24センチ、アメリカで売られており、アメリカで取得したものとのこと。プラスチック製で、比較的大きく、色も奇麗、見栄えがします。次は、1969年に登場した、ハクション大魔王の娘、アクビちゃんの貯金箱、陶器製で、高さ26センチ、顔が大きく、インテリアとしても価値が有ります。壺とか大魔王の貯金箱も有れば、揃えて保存したいものです。「ハクションとアクビで呼び出したよ」、と、お金を貯めながら陳列したいものです。右側、阪神タイガース「トラッキー」、ソフビ貯金箱、阪神タイガースのマスコットキャラクターです。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(エルヴィス プレスリーの踊る貯金箱)

 1977年8月16日、42才の若さで、心臓発作により亡くなった、往年の大スター、アメリカのロックンロール ミュージシャン エルヴィス プレスリーのカラクリ貯金箱です。

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 上の写真、左側のライトが点滅する筒の上に、お金のいり口があり、出し口が底に付いています。コインを入れると、音楽が流れ出し、エルヴィスの頭と腰が揺れ動き、いい感じに踊りだします。台に付いているカラーの各種ボタンを押すことで、ランプの点滅、パターンの変更、曲の変更、踊りの停止などが出来ます。

 上の貯金箱、能書き通りだと素晴らしいのですが、音楽が上手く流れません。配線が不良のようで、現在修理中です。面白い貯金箱ですが、なかなか正常な状態で収蔵という訳には行きません。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(猿の惑星のザィアス博士)

 キャラクター貯金箱の紹介、その160です。今日は、映画、「猿の惑星」のザィアス博士です。

 猿の惑星は、1963年、フランスの小説家、ピエール・ブールの小説を原作として、1968年に公開されたアメリカ映画で、日本でも同年に公開されました。また、続編やテレビアニメも制作されました。

 深宇宙探査の任務からの帰途、宇宙飛行士の一行は、機器のトラブルからある惑星に不時着する。しかしそこは、知能を持たない人間を、高度な知能を持った猿が支配する土地でした。。こんな、猿が、人間を支配している世界を、斬新なストーリーで描いた作品です。

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 ザィアス博士は、主人公、宇宙飛行士 テイラーを追い詰める、頭脳派オランウータンで、保守的な指導層の一人です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(古くて、インテリアとしてもナンバーワンクラスの貯金箱)

 戦前のものと思うのですが、古くて、大きくて、比較的状態の良い、磁器と陶器の土人形の貯金箱を収蔵しました。もっと、勉強と経験を積まないと、いつ頃のものか確定出来ず、本当の評価が出来ないもどかしさがあります。

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 上の写真、左側、磁器の土人形、高さ34センチあり、胸に、山神と銘記されています。磁器なので、経年の古さが有るものの、色落ちもなく、顔も、明瞭でふくよか、見栄えがします。続いて二つ、陶器の土人形、色落ちがあるものの、まずまずの状態、右側は、一寸変ったリアルな感じの土人形です。いずれも、インテリアとしての価値が高そうです。

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 上の写真、左側、1970年(昭和45年)、日本万国博覧会(大阪)の記念ダルマ貯金箱、続いて、高さ30センチ、巨大なハンバーグ貯金箱、お金の出し口が有りません。いつ頃、何の目的で作られたのでしょうか。右側、張り子の招き猫の貯金箱。この手の貯金箱は、初めての収蔵です。本当に貯金箱は、いろいろ有ります。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(戦前・戦中の貯金箱)

 歴史と言うか、時代を反映した貯金箱を紹介します。

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 上の写真、戦前・戦中に、いろいろな意図を持って、活用された貯金箱の一部です。左側から、警備についている兵隊、続いて、灯篭と鳩、右側、何を意味する建物か解らないけれど、建物とうさぎの貯金箱です。いずれも戦時体制に関係するものでしょう。材質は、今時珍しい紙粘土で、高さは12センチです。どれも未使用で、非常に奇麗、収蔵価値が高いです。

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 上の写真、貯金箱の底の様子です。赤の目立つシールが貼られ、「査定之詔 日本玩具統制協会」と表示されています。日本玩具統制協会は、1941年(昭和16年)に設立されました。これは、戦争遂行に必要な原料不足から、金属など、玩具製造のための原材料を統制していた証しです。こんな非常識の中の戦争突入、結果が、目に見えていました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(カラクリ仕掛けの木製貯金箱)

 古いカラクリ仕掛けの木製貯金箱が、いろいろ収蔵できました。

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 上の写真、左側、シンプルな山小屋風の貯金箱、お金を出す時は、ご覧の下の様に、床を捻って取り外して出す、よく有るケースのものです。真ん中は、洋風の建物、お金を出す時は、建物の一番上の長方形の部分を、左に一寸ずらすと、正面入口のドアが上に上げられ、出すことが出来ます。右側、将棋の王将の駒の貯金箱、これもお金を出す時は、右側部分を少し上に上げると、底部分が、右側にずらすことが出来、お金が出せます。解って見れば、何でも無いけれど、右側二つは、考えさせます。

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 上の写真、左側、高さ13センチ、解りにくいけれど、横にしたコップの上に、女の子が乗り、更に、花でデコレートして、てんとう虫もいます。なんだか解らないけれど、コンパクトで、見飽きない、机上のマスコット貯金箱。真ん中、高さ8センチ程の、陶器製のしっかりしたダルマの貯金箱、右側には、一寸解りにくいけれど、ボールペンなどが差し込んで置けます。顔もユニークで、これも机上のマスコット。右側、ときめきメモリアル、言うまでもなく、これも机上のマスコットになりそうです。変った貯金箱が収蔵されたので、紹介しました。

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一寸古めの一寸変った貯金箱の紹介

 貯金箱にも、いろいろ面白いものが有ります。貯金箱全盛時代、それは、昭和時代でしょうか。なんでも貯金箱にしてしまっている感じがします。今は、ハイテクを駆使したもの、インテリアに主眼を置いたもの、人気のキャラクターものが主力でしょうか。

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 それでは、昭和時代、および、らしき時代のものを紹介しましょう。上の写真、左側、朝日銀行提供の「ミッフィ貯金箱、通帳ケースセット」です。上の方に、穴の開いた小さな箱が、貯金箱です。添え物の様ですが、有ることが大事の人気ものだったのでしょう。右側、昭和レトロ、マイク型の可愛いデザインの貯金箱です。1952年当時のものだそうです。高さ17センチです。

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 上の写真、左側、東京山手線の電車貯金箱、コインを入れると、女性の声で、アナウンスが流れます。シンプルだけれど、当時の雰囲気が味わえます。現在も、似た物がいろいろ出ていますが゜、いくつもの駅ごとの音楽が流れるなど、より複雑化しています。つぎは、三輪車の貯金箱、見た目良く、しっかり出来ています。高さ12センチです。右側、北都銀行のキャラクター、秋田犬の「ほっくん」の貯金箱、この銀行のものは、初めての収蔵です。

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E・T

 キャラクター貯金箱の紹介、その159です。今日は、E・Tです。

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 上の写真、右側、1982年6月にに公開された、スティーヴン・スピルバーグ監督・制作による、アメリカのSF映画、「E・T」の主人公です。日本では、同年12月に公開されました。作品は、本作のもう一方の主人公、少年、エリオットと宇宙からやってきた異星人、E・Tとの出会いと別れ、そして、心の触れ合いを描いた心温まるものです。

 左側は、今様のハンサムなE・Tです。 

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近くにも居らしゃる貯金箱製作者

 千曲市粟佐で、木工製品・観光民芸品を製造している、太田製作所の太田さんは、長年に渡って、貯金箱も制作してきています。当館に興味を持たれ、来館して頂きました。

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 上の写真、右側、太田さんの最近の製品です。当館の観光地貯金箱の展示品の中にも、太田さんの手がけたものが、五つ程有りました。賽銭箱や山小屋風のものです。手作り風のほのぼのとした感じのもので、以前は、全国各地から観光貯金箱の注文があり、かなり忙しかった様です。最近は、状況の変化によって、さっぱりの様です。                       

 確かに、貯金箱に対する購入者のニーズは、以前とは大きく変わってきています。貯金箱の利用は、お金を貯めるというより、膨らんだ財布の小銭を除けておく、一寸、足りない、小銭が欲しい、そんな時、気軽に取り出せる、こんな貯金箱に変わっている感じがします。だとすれば、こんなニーズに使い勝手の良い貯金箱、居間などに置いても、インテリアとして利用できることなど、変化に対応していくことが必要な様です。

 最近は、ハイテクを駆使した、いつでも貯金額が解るもの、ゲーム感覚のもの、遊び心のカラクリ貯金箱なども花盛りです。貯金箱で、遊ぶ時代なんですね。時代を写す貯金箱、当館では、昨日より、常設部門の全面展示替えにより、時代ごとに出現した貯金箱を展示しています。自分の過去を振り返りながら、興味深くご覧いただけます。

 写真左側、金庫型・紙幣自動挿入貯金箱です。こういう形での紙幣だけの貯金箱は珍しいです。今様の貯金箱かも知れません。

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