日記

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(まことちゃん貯金箱)

 去年の丁度今頃、目が二重に見える複視と言う症状を発症し、車の運転は勿論、歩くのにも支障をきたす状態でした。それから一年、薬投与によりほぼ正常化しました。その間、これが原因か、血圧の薬を服用していたものの、20年間安定していた血圧の上昇、常時めまい的な感覚、歩行の不安定などすっかり体調を崩しました。丁度、今年の2月で75才、後期高齢者入りし、体力などの低下も重なったかも知れませんが、このことで、現状と今後について、いろいろ考えさせられました。

 現状の生き方をどうするか、万事終活の考慮、健康優先などなど、考えざるを得ない一年でした。

 さて、1976年登場、楳図かずおによるギャグ漫画、まことちゃんの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、まことちゃん貯金箱、陶器製、高さ13センチです。

 元気いっぱい、可愛い顔のまことちゃん貯金箱です。

 実を言うと、シニアの来館者の方から「まことちゃん貯金箱が無いね」と言われ、「そうか、人気者なんだ」と再認識、以来収蔵を心がけてきました。

 やっと小型なんですが、美品の良いものを収蔵出来ました。

 お金は口から入れるという、一寸変わった珍しいものです。出し口は底裏で、ゴム蓋付きです。

 上の写真足元に、UMEZU PROのコピーライト入り、まこと虫のシールが残っています。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。低成長期「経済バブル崩壊」(平成3年~現在)に登場したキャラクター、ケロロ軍曹・こびとづかん・スポンジ・ボブの貯金箱です。こびとづかん、変わったこびとのオンパレード、想像が広がります。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(時代物の大型建築物貯金箱)

 あ!と言う間に10月が通り過ぎそうで、年末が頭をよぎります。今月は来月からの恒例の新企画展「クリスマス貯金箱展」の準備に追われています。やはり年の終わりはクリスマス、何時ものことだけど、ホッとするクリスマス気分で一年の終わりを感じます。

 沢山のクリスマス貯金箱、貯金箱でクリスマスを楽しむ、一寸珍しい恒例の企画展、ホッとしにお出かけください。

 貯金箱収蔵庫で、クリスマス貯金箱展の展示品の蔵出し準備が進んでいます。

 地元にこんな折り込み広告を入れました。

 さて、明治~大正時代頃の大型建築物を模した当時物の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、時代物の大型建築物貯金箱、陶器製、高さ11センチ、横幅15センチ、奥行き7センチ、重さ219グラムです。

 落ち着いた色で統一され重厚さがあります。旧国技館?らしき大型施設ともみられ、欠け・擦れなく美品で様子が良く観察できます。当時物の珍しい貯金箱です。

 当時の普及品だったのでしょう。貯金箱機能もしっかりしています。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。経済安定成長期(昭和49年から59年)のハローキティとマイメロディ、バブル経済期(昭和60年から平成2年)のちびまる子ちゃんとクレヨンしんちゃん、それぞれに登場した貯金箱、時代を映しているかな?

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記 (癒しの貯金箱)

今や林檎収穫の最盛期、美味しく食すのも良いけれど、色どり美しい鈴なりの林檎を見るのもこの時期の楽しみです。

 ところで変わった栽培方法の林檎の木を見かけました。

 一般的な林檎の木に比べて細く低木で、直線状に整然と並んでいます。この栽培方法は「高密植わい化栽培(こうみっしょくわいかさいばい)」というそうです。林檎園のイメージが変わります。高品質の林檎が多く収穫できるという利点があるそうです。

 さて、昭和50年代前後?に提供されたという、マンガチックな赤ちゃん?貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、癒しの貯金箱、陶器製、高さ14センチです。

 びっくりしているのか、落胆しているのか、はたまた思い通りにならず歯ぎしりしているのか、何とも形容し難い顔です。

 昭和時代には、こんな顔の漫画登場者をよく見ました。懐かしく何となく癒されます。

 裸の身体が滑々していて触り心地が良いです。頭が大きく丸々としていて、小型ながらしっかり貯められそうです。

 底裏に、Green Camel(グリーン キャメル)のシールが貼られています。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。戦後復興・高度経済成長期(昭和28年~48年)、ゴジラ・ミッフィ・天才バカボン、怖い・可愛い・面白い、そんな何でもありのエネルギュシュな楽しい思い出の時代の貯金箱です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(戦前の野球少年貯金箱)

 今朝も昨日と同じく室温19度でした。これからどんどん寒くなる様です。年寄りは寒がりだと以前聞いた覚えがあるのですが、自分に照らして何となく分かる様になってきました。無理せず厚着し・暖房を取れば気持ちが和らぎ癒されます。自然体が平穏の毎日になる様です。

 先日のウォーキング中に、こんな花の有り様を見てびっくりしました。

ピラカンサス?が一面を覆っていました。

 さて、状態の極めて良い戦前の野球少年の風俗貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、戦前の野球少年貯金箱、陶器製、高さ13センチです。

 色落ち欠けなく、容姿明瞭です。野球を楽しむ様子が生き生きと表現されています。

 野球帽にKと表示されているのは慶応大学の野球帽に似せているのかな?

 かなり大き目で、当時のコインの大きさからすれば、貯金箱として実用的だったことでしょう。

 出し口は、比較的大きな穴が紙で塞がれています。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。戦前からのミッキーマウス・のらくろ、戦後間もなくのアトム・スーパーマン、懐かしいキャラクター貯金箱です。のらくろの人気最盛期の様子は分かりませんが、他のキャラクターには本当に楽しませて頂きました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(戦前の宝船貯金箱)

 今朝の室温は19度、何となく薄ら寒い感じで、今季初めてファンヒーターを点けました。設定温度が20度なので、温風吹き出し中は快適ですが、室温が20度を越えると止まってしまいます。真冬はこの温度設定で十分快適なのですが、現状では無理がある様です。もう少し寒さが増してから活用します。

 日増しに寒さが増すと、次第に彼方此方が見事な紅葉に彩られます。当地の紅葉情報が発信されています。こちらをご覧ください。https://chikuma-kanko.com/2018-10-15/post-6999/

 さて、経年のものでシンプルな感じのものですが、重厚さのある宝船貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、戦前の宝船貯金箱、陶器製、高さ9.5センチです。

 特に色落ちが無いものの、くすみの強い状態です。当初は上部が金色に輝き、財宝も鮮やかな色だったことでしょう。

 船体の形や色も個性的、「宝」と言う字も個性的、当初は見栄えするものだったでしょう。

 お金の入れ口も、大きく丁寧に作られ、一寸変わった宝船として珍しいものです。

 船の後尾に山百の刻印があります。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。ソフビ製、大きくてスタンダードなたれぱんだです。素の感じのたれぱんだ貯金箱、良いですね。たれぱんだについての詳しくはこちらをどうぞ。https://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/e/f256085351fd6505e9f63031cea62144

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(林檎の道をウオーキング)

 今が旬の林檎、そんな林檎農園が集中する戸倉上山田温泉の郊外、風光明媚な丘陵地にある里山をウォーキングしてきました。昨日の午後、陽も射して暖かでした。

 今時期、いろいろな種類の林檎が次々と収穫されていきます。新品種も開発され、どんどん美味しさも進化しています。此処で大きく見事に育てられたいろいろな林檎を一望に見れるのは気分爽快です。毎年一度はこの時期に来て感動します。

 それでは写真で紹介しましょう。

 広大な丘陵地一面が、こんな林檎畑、農園です。農園の中を通る舗装された道をゆっくり散策出来ます。

 秋映です。間もなく収穫完了です。濃い赤色で少し酸味が強いのが特徴、肉質は硬くて、噛むとしゃきしゃき。ぼけにくいのが強みです。

 シナノスイートです。収穫時期は今月下旬迄です。果汁が多くて、歯ごたえも良く、甘味たっぷりで酸味は少な目だから、すっぱいのが苦手な人にもおすすめです。

 シナノゴールドです。収穫時期は10月中旬~11月上旬です。酸味と甘味のバランスがばっちり。貯蔵性が良くて、冷蔵では3ヶ月ももちます。

 サンふじです。収穫時期は今月終り頃からです。りんごの王様とも言われる「サンふじ」。味良し、見栄え良し、日持ち良しと3拍子の揃ったまさに鬼に金棒のりんごです。蜜がたっぷり入ったサンふじは格別の味です。

 シナノホッペです。新品種です。10月末から11月上旬に収穫する晩生種で、果皮の色が濃くて果肉がかたく、シャキシャキと小気味よい歯触り。果汁も豊富で美味しいです。

 いろいろ有りました。見て楽しみ、途中に知り合いの方がいて、頂き物をし、食べる楽しみを残しての有意義なウォーキングでした。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。セサミストリートのクッキーモンスターの貯金箱、陶器製、高さ17センチです。名前の通りクッキー大好き、大きなクッキーをパクつき中です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(風俗貯金箱)

 今朝も寒い朝を迎えましたが、今は陽が射し、ポカポカとした秋日和になりそうです。昨夜は雑茸の料理をいろいろ食しました。辛い大根おろしに茸、醤油をかけて、美味しかったですね。食欲の秋の一つです。

 

 当館の前の街路樹、ハナミズキが紅葉しています。

 さて、戦前に作られた、纏を持った江戸火消し姿の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、風俗貯金箱、陶器製、高さ10センチです。

 纏の色落ちが厳しいものの、他はまずまずで容姿は明瞭、爽やかな顔が印象的です。経年のものとしては欠けもなく美品です。

 小さな貯金箱、当時はどんな使われ方をしたのか分かりませんが、だんだん少なくなる現状では貴重なものになっています。

 後ろ側、足元に山百の刻印、纏にも色落ちしていますが、山百がデザインされています。

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 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。スパイダーマン、ソフビ製、高さ32センチ、等身大で再現されたド迫力のスパイダーマンヘッドバンク、本体は、丸ごと貯金箱です。平凡な男子学生、ピーターバーカーが、特殊なクモに噛まれたことによって、スーパーパワーを得、活躍。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(㈱不動貯金銀行の貯金箱)

 暖かい日が続いていましたが、今朝は冷え込みました。室温が20度を切りました。これからは時期相応の寒さとなり、日々に寒さを増していくのでしょう。今朝の木々は何となく紅葉が進んだ感じがします。

 千曲川で冬期ニジマス釣り!! こんな情報が発信されています。こちらをどうぞ。https://chikuma-kanko.com/2018-09-04/post-6615/

 ここがニジマス釣りの場所、万葉橋と大正橋に挟まれた風光明媚な穏やかな流れの所です。先日の夕方に撮影、チラホラ釣り人も見られました。

 さて、1900年に設立された不動貯金銀行は、1945年合併して日本貯蓄銀行となり、その後協和銀行そしてりそな銀行となりました。そんな不動貯金銀行の壁掛け大黒貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、㈱不動貯金銀行の貯金箱、アンチモニー製、高さ22.5センチ、横幅8.5センチ、奥行き4センチです。

 株式会社不動貯金銀行と表記された木箱に入っています。かなり重く、経年の物とは思えない状態の良いものです。大黒が手に持つ小槌や鍵が銀行の社章入りで凝っています。

 お金の入れ口は、写真二枚目、一寸分かりにくいですが、大黒の後頭部に丁寧にしっかり開けられています。出し口は裏で鍵付きです。

 万事、丁寧に頑丈に作られた素晴らしい貯金箱です。どんな経緯で作られ、誰に提供されたのでしょうか。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。セサミストリートのアーニーの貯金箱、プラスチック製、高さ13センチです。バートの大親友でいたずらっ子です。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(和風?ウサギ貯金箱)

 来館者から、よく聞かれることは、「凄い数の貯金箱ですね。どうやって集めたんですか。全部一人で集めたんですか。」ということです。

 私の答えは、「蒐集期間が50年を超えます。ほとんどの物が、一般の店・キャラクター店・骨董店・リサイクル店・ネットオークションで買い求めたものです。当初は出かけて買っていましたが、次第に業者が持ち込むようになりました。1991年のバブル崩壊後にはリサイクル店が増え、一寸したお金になるものとして、貯金箱なども家庭から放出され、珍しいものなど大量に収蔵出来ました。現在は、どの種の店にも”これはと言った貯金箱”が無くなり、持ち込み業者もお持ちするものは無いと言う状況です。現在は、専らネットオークションで集めています。月に20個前後、収蔵のピッチが落ちています。9月末現在の収蔵数は10,135個(種類)です。現在、約3,000種類が展示され、三分の二以上が収蔵庫いり、逐次展示替えをしています。」

 尚、新たに収蔵した貯金箱は記録を兼ねて、このブログで紹介しています。

 さて、何となく正月気分、目出度い感じのウサギの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、和風?ウサギ貯金箱、陶器製、高さ11センチです。

 体の全面に柔らかい色どりで、松竹梅が描かれています。干支の卯の貯金箱なんでしょうか。

 小さな貯金箱ですが、更に小さな優しげなウサギの顔が印象的です。丈夫で、丁寧に作られ見映えがします。

 貯金箱としての利用価値は低いけれど、小物インテリアとしては価値が高そうです。

 こちらもご覧ください。

 

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。丸まるの変わった形のトーマス貯金箱、プラ製、高さ15センチです。お金の入れ口も、出し口も完備、軽くて丈夫、容量も十分、何となく癒される容姿に貯蓄意欲も高まります。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(パンダコパンダの貯金箱)

 今日から三連休、台風25号も日本海の大陸よりに逸れて、当地への影響も少ない様です。この三連休は秋晴れの良い天気かと思います。食欲の秋、クリーンの澄み渡った青空の下の行楽、良いですね。秋が満喫出来そうです。こんな情報も発信されていますよ。https://chikuma-kanko.com/2018-10-05/post-6880/

 「パンダコパンダ」は1972年公開のアニメーション、「となりのトトロ」の原型とも評され、宮崎駿が原画・原案・脚本・画面設定を担当しました。そんなパンダコパンダの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、パンダコパンダの貯金箱、ポリ製、高さ34センチです。

 パンダコパンダは、パンダの父子と少女との交流をほのぼのとしたタッチで描いたアニメ作品です。このアニメーションは、1972年(昭和47年)に日中友好の一環として中国からパンダが上野動物園に贈られたことをきっかけに日本にパンダブームが起こり企画されたものです。

 パンダコパンダとは何にを意味しているのか分かりませんが、貯金箱は父親のパンダです。個性的な顔の大きな貯金箱、何となくパンダと分かります。笑顔が良いんだそうです。

  お金を出す時は頭を外します。ポリ製ですが、大きくかなり丈夫そうなので、それこそ沢山に貯められます。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展「キャラクター貯金箱展」の展示品からの紹介です。コンテナ連結きかんしゃトーマスの貯金箱、プラスチック製、高さ10センチ、コンテナ車を含めた横幅26センチです。詳しくはこちらをご覧ください。https://blog.goo.ne.jp/chokinbakokan/e/7a675861c09364f4845c6093a0c1a332

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