日記

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(大黒姿のフクロウ貯金箱)

 フクロウは、福来郎(福が来るだろう)、不苦労(苦労しない)という発音から縁起物とされていますが、そのフクロウが、大黒様姿で打ち出の小槌を持ち、袋を担いで、目一杯お目出度い珍しい貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、大黒様姿のフクロウ貯金箱、陶器製、高さ13センチ、重さ700グラムです。

 小型ですが、かなり重く、頑丈、小さくても丸々しているのでしっかり貯められます。

 大黒様姿のフクロウ、なかなか様になっていて有難味を感じます。

 大黒様は福の神、或いは商売繁盛の神とされていますが、手に持つ小槌を振ると様々なものが出てくるといわれ、また担ぐ袋の中には 七宝が入っていると言われています。、七宝とは物質的な宝物ではなく、「寿命」、「人望」、「清麗」、「威光」、「愛嬌」、「大量」の意味を表す、人間にとっての大事な七つの精神的宝物のことを指すと一般的には言われています。

 こんなフクロウの貯金箱、粗末には扱えません。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(美術品の様な鼠の貯金箱)

 年代物で美術品の様な重厚な鼠の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、重厚な鼠の貯金箱、陶器製、高さ10.5センチ、横幅9.5センチ、奥行16.2センチです。

 体の色も、ねずみ色を濃くした精悍な感じで、リアルに鼠の雰囲気が出ています。かなり重く頑丈な作りです。お金の入れ口の穴は綺麗に開けられていますが出し口は有りません。

 鼠の貯金箱としては珍しく芸術的なもので貴重です。来年早々の企画展「心が弾む年初めの貯金箱展」で干支の貯金箱としてお披露目です。

 ところで、鼠に関わる干支のお話を紹介します。

 

日本に伝わる 十二支の話

さてさて、「どうして十二支はあの動物なの?」と誰しもが一度は疑問に思ったことがありませんか?日本では、こんな民話が語り継がれています。

昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出したそうな。

「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」

動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。ところが猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、ねずみに訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。猫はねずみが言うのを間に受けて、喜んで帰っていったと。

さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると、まだ誰も来ていない。

我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。とたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまった。それで牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。それでねずみを恨んで、今が今でもねずみを追い回すのだそうな。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(錦織の貯金箱)

 美しく華やかな彩り・模様の錦織だという布で巻かれた貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、錦織の布が巻かれた貯金箱、ボール紙製、高さ25センチです。

 昭和時代の観光土産品の様です。インテリアとしての利用も良いけれど、お金の入れ口・出し口もしっかり作られ、かなりの大きさで、貯金箱としての活用は十分です。

 錦織とは、「少なくとも1200年以上前に中国から日本に伝わった高機(たかばた)という機を用いて手織されてきた、多彩で精緻で豪華絢爛な絹の紋織物です。」とのことです。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(地獄落としの大黒貯金箱)

大正時代以前に作られ、お金の出し口の無い、一寸変わった形の大黒の貯金箱を収蔵しました。当時お金の出し口が無く、壊して出すにはなにかと抵抗のある貯金箱を「地獄落とし」とも言っていました。

 上の写真、一寸変わった形の大黒貯金箱、陶器製、高さ13.5センチです。

 大きな袋の上に乗って、袋の口を開けてお金の入れ口にしています。お金の出し口は有りません。袋には、お目出度い内容の字が書かれている様ですが判読不明です。明治時代に入ってから、この様な縁起物の貯金箱がたくさん作られるようになってきました。

 経年のもので、擦れ?なのか顔の輪郭が不明瞭ですが、全体的な形はしっかりしており、良い状態の貯金箱です。焼きのしっかりした重量感のあるものです。 

 

 

 

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(どーもくんのガールフレンド、たーちゃんの貯金箱)

 NHKのマスコットキャラクターどーもくんのガールフレンド、イタチのたーちゃんの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、どーもくんのガールフレンド、イタチのたーちゃんの縫い包み貯金箱です。高さ26センチです。

 縫い包みで触りごこち良く、結構大きな貯金箱、しっかり貯められます。たーちゃんはイヤリングなども付け、なかなかお洒落も決まっています。

 たーちゃんプロフィール

 彼氏いない歴10年のいたちの女の子。将来は「東京でスタイリストかモデルになる」のが夢。語尾に「ち」がつくいたちなまりあり。
ちょっぴりさびしがりやで、ぶしつけなまでにフレンドリー。インターネットオークションはいつも最後の最後でおりてしまう。

 

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(秋の味覚も順次終わって行きます。)

 台風一過、ここ暫く秋日よりの良い天気が続いています。朝晩は寒くなりましたが、その分日中はポカポカした陽があたり、爽やかな風もあり、長閑な秋を楽しめます。

 ところで我家の畑も秋口に入ると共にいろいろ秋の味覚を提供してくれました。それらも順次終わりに近づいています。写真で、楽しんできた我家の秋の味覚を紹介しましょう。

 上の写真、ミョウガです。台風の雨のお陰で、久しぶりに芽を出し花を咲かしています。もう今年は終わりです。味噌汁の具として随分いただきました。

 上の写真、イチジクです。今年は質の良いものが豊作でした。御近所にも差し上げ喜ばれました。イチジクが好きな人は結構いるんですネ。生で食べるのは勿論、いろいろに加工して食すのが楽しみの様です。 もう残り少なくなり今年も終わりです。もう少し暖かさが続けば、写真の小さなイチジクも熟して終わりです。

 上の写真、柿です。渋柿の様ですが、大きな甘柿です。前年秋の剪定が良くて数年ぶりに実を付けました。まずまずの生り方で美味しくいただきました。これも最早残り少なく今年はこれで終わりです。

 上の写真、大根が、最近の雨でぐ~んと成長しました。適度に辛いもの、超辛いもの、おでん用、漬物用の4種類を植え付けています。10月終り頃には収穫です。これで一冬いろいろに料理して食べます。終わる秋の味覚があれば、これから収穫を待つものがあります。

 当地の秋、見事な紅葉もこれから、林檎など秋の味覚本番もまだまだこれからです。秋の行楽は、いい湯・いい料理の戸倉上山田温泉にお出かけ下さい。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(館内を紹介します。)

 にしざわ貯金箱かんの館内の様子を紹介します。

 展示スペースは、一・ニ階で約130坪です。一階には「貯金箱」、二階には「ギャラリー」・「趣味いろいろ」・「お金いろいろ」の展示室が有ります。「貯金箱」展示室は約70坪です。その他貯金箱の売店が有ります。

 以下、写真で紹介します。

 一階の「貯金箱」展示室です。約70坪で、3,000種類を展示しています。日本の貯金箱を中心に10,000種類を収蔵しているので順次展示替えをしています。また、年4~5回の展示替えで、常時企画展を開催しています。当館の見どころは、貯金箱が登場時代順に展示されているコーナーです。

 ニ階の「ギャラリー」です。郷土の作家の作品を中心に展示しています。作品の下には大きな大きな貯金箱を展示しており、ビックリして頂きます。

 ニ階の「趣味いろいろ」の展示室です。一寸目先の変わった面白い展示を心がけています。

 ニ階の「お金いろいろ」の展示室です。私の収集の原点になったものです。わたし個人の収集としては、これまでが限界でした。でも、いろいろ楽しんで頂けるものが揃っていると思います。来館者、特に年輩の方に好評です。

 一階の入り口にある「貯金箱販売コーナー」です。ネットにより仕入れた私の拘りの貯金箱を販売する様心がけています。

 

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(ブログ開始に伴い当館の全景紹介)

 現在、ブログ掲載のプロフィールの画像にも採用した「にしざわ貯金箱かん」の建物の全景など、いろいろ紹介し、当博物館に親しみを持って頂きたいと思います。

 当館は、アクセスが良く平地で、豊かな水量の千曲川に抱かれている様に存在する、信州・戸倉上山田温泉に有ります。温泉街の幹線から直ぐの公園などが有る開けた一角に有ります。

 近くには、病院・薬局・近在に知られたパン屋さん等が有り、裏手一帯は里山で、広大な果樹園が広がっています。勿論、すぐ近くは温泉街として、いい湯・いい料理で癒されます。

 こんな長閑で、癒される環境ながら、最近は空地・空家が増えています。退職後の第二の人生の構築に最適と考えますがどうでしょうか。

 以下、当館の建物を彼方此方から紹介します。

 当館の正面全景です。

 当館の正面です。

 

 正面アップです。

 正面右側です。広い駐車場を完備しています。

 正面左側です。公園に隣接しています。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(信州・戸倉上山田温泉の紹介)

 当博物館がある戸倉上山田温泉の紹介です。

 この温泉は、120年以上前に開湯した伝統ある温泉地で、一寸北の長野市にある善光寺詣りの精進落としの湯として親しまれてきました。

 ここの特徴は、長野市の南にあり、中央道・信越道の高速、新幹線が通る平地に位置し、アクセスが極めて良好です。また、湯量豊富で泉質が良く、「美白の湯」としても知られています。

 温泉の脇をゆったりと千曲川が流れ、郊外の里山には広々と果樹園が広がり、見て良し、食して良しの楽園を形成しています。

 温泉街は、伝統に育まれた温泉情緒に満ち、数ある旅館はそれぞれに個性ある料理を提供しています。お泊りはいかほどか? どんな料理が? 数ある旅館の中からネットでお探し下さい。

 当温泉も最近は滞在型が増えているようです。ここを起点にして飯山・小布施・長野・上田・軽井沢・安曇野・松本など観光地の日帰りが可能です。いい湯・いい料理でゆっくり泊り、信州の観光をみっちり出来ます。

 一寸時間が空いたら、当「にしざわ貯金箱かん」にお寄りください。一万種類の貯金箱を収蔵し、日本の貯金箱のほとんどを集めています。貯金箱を観てその時代の様子が分かり、その時代にタイムスリップして楽しめます。

 ご覧頂けるときは、最低一時間の余裕を持ってお出かけ下さい。貯金箱に対する認識が変わります。

 半世紀に渡る戸倉上山田温泉のシンボル、城山の善光寺別院と温泉の広告塔

 温泉街の脇をゆったりと流れる千曲川

 温泉郊外の里山、延々と続く林檎園、遠方に戸倉上山田温泉街が望めます。ここら辺り一円がウォーキング最適地です。

 

 

 

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(信州の秋は林檎から)

 昨日は秋分の日、祖先を供養する日でもありますが、豊作を祝う秋祭りが彼方此方のお宮で行われていました。

 秋晴れの良い天気、長閑な農村風景を求めて、戸倉上山田温泉郊外の坂城町寄り新山地区にウォーキングに出かけました。

 山間部は林檎、平地には稲と蕎麦が栽培されています。これからは林檎が注目の的、木に生っている色・姿に感動、食して感激、いろいろな林檎が次々と提供されます。

 林檎の並木道を爽やかな風と心地よい陽にあたりながらのウォーキング、秋の楽しみが始まっています。

 林檎が鈴なりの感動の姿をご覧ください。

 黄色の林檎、「しなのゴールド」です。

 真っ赤な林檎、「しなのスイート」です。

 ほんのりと赤くなり熟しつつある林檎の王様「ふじ」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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