日記

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(周りの紅葉が始まりました。)

 寒さが日増しに募って行きます。春の暖かくなるのとは違い、秋の寒くなるのは兎に角早い、重ね着でどんどん着太りします。寒くなると紅葉が始まります。そして何か空虚な落葉へと繋がります。そんな落葉の前に、刻々と変わり美しくなっていく自然の芸術、紅葉が楽しめます。

 今、信州一帯では様々な紅葉の彩りが楽しめます。春も良いけど、秋の紅葉は自然総がかりの芸術で奥深く楽しめます。

 そんな中、貯金箱かんの周りでも紅葉が始まりました。最初の報告です。まだ何となく「紅葉ねえー」という感じですが、また、最盛期の紅葉も報告したいと思います。とりあえず始まった今の紅葉をご覧ください。

 上の写真、貯金箱かん前の街路樹ハナミズキ、濃い赤色に紅葉しています。歩道沿いに植えられ未だ若木ですが良い感じです。よく見ると、真っ赤な実が沢山につき何とも言えない眺めです。

 上の写真、当館公園側、春には桜の通り道になります。今は紅葉の始まり、最盛期には得も言われぬ彩りとなります。

 上の写真、当館隣の南部公園、いろいろ植樹された木々の紅葉が様々な彩りを提供しています。まだまだ緑の多い光景ですが、最盛期にはどの様な光景を見せてくれるのか楽しみです。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(カエル柄の長靴貯金箱)

 大きなギョロ目、よく見ればしっかりカエルに見える一足のカエル柄の長靴の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、カエル柄の長靴貯金箱、陶器製、高さ11センチ、横幅10.5センチ、奥行10.5センチです。

 アマガエル? に模した全体が大胆なデザイン、結構大きく感じます。重く丈夫に作られており、貯金箱としての活用度も高いし、一寸した飾り物としても面白いものです。

 長靴もレインシューズ(レインブーツ)と呼ばれ、お洒落で可愛いものがどんどん発売されており、特にカエル柄が人気の様です。

今朝から一段と寒い感じがします。数日続いた雨も降り止み、今は明るさが増し、間もなく陽が射すかと思われます。でも今日は最高温度15度とのこと、寒さに向かっての一日となりそうです。これで紅葉も一段と進み、辺り一面得も言われぬ彩りで満たされてくることでしょう。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(法隆寺夢殿貯金箱)

 新日本証券(1967年~2000年、現、みずほ証券)提供の法隆寺夢殿を模した貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、法隆寺夢殿の貯金箱、ブリキ製、高さ13センチ、直径14センチです。

 新日本証券の積立貯蓄、「ハッピープラン」を開始した記念に提供されたものです。「この貯金箱は、皆さまの財産づくりの夢を託していただけたらという願いを込めて作成したもの。貯金箱のほか、置物、お部屋の飾り、小物入れとしてご愛用いただきたい。」と添え書きが有ります。

 お金は、屋根を取って入れ、出すときは入れ口の蓋を取って出します。精密に丁寧に作られています。昭和時代には、この様な凝った貯金箱がいろいろ提供されています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(だんじり祭の写真付き貯金箱)

 泉大津だんじり祭り(大阪府泉大津市各地で行われる秋祭りの総称) のだんじりの写真の付いた貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、だんじりの写真の付いた貯金箱、ブリキ製、高さ16センチです。

 田中町青年団(泉大津市田中町)となっておりお祭りの寄付のお礼に頂いたものとのことです。何時頃のものか不明ですが、だんじり祭りは知名度が高く、貯金箱になっているのは面白いですネ。

 だんじり祭りとは、地車と呼ばれる山車(だんじり)をひく祭り、だんじりとだんじりをぶっつける「かち合い」など勇壮な祭りで知られています。

 左の柱が貯金箱で、上部にお金の入れ口が有り、底に出し口が有ります。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(大日本国防婦人会の貯金箱)

 時代を映す戦時中の貯金箱、大日本国防婦人会(1932年から1942年まで存在した日本の婦人団体。略して「国婦」。白エプロン(かっぽう着)と会の名を墨書した白タスキを会服として活動。出征兵士の見送りや慰問袋の作成など、銃後活動を行った。)第二西野田分 創立5周年記念と書かれた珍しい貯金箱を収蔵しました。 

 上の写真、大日本国防婦人会の貯金箱、陶器製、高さ12.5センチです。

 楠正成の銅像?を模し、七生奉国(七生報国か。死んだとしても、七度生き返って国の為に報いること。太平洋戦争中によく用いられました。)と書かれ、戦時の異常な状況がうかがわれます。

 創立五周年記念に提供された貯金箱ですが、丈夫に作られ、貯金箱として十分に活用出来ます。若しかしたら貯めたお金はお国への気持ちが有るのかも。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(シンプルな箱根細工の貯金箱)

 昭和50~60年代位のものだという箱根細工貯金箱、簡単な手品道具の様な貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、シンプルな箱根細工の貯金箱、木製、高さ2.5センチ、横幅9.5センチ、奥行4センチです。

 手品の小道具の様な貯金箱、蓋をスライドして所定の位置にお金をセットし、閉じてまた引くとお金がなくなっています。閉じたときにお金が下に落ちるわけ、お金を出すときは、下の写真でご覧の通り引き戸のはまり口から出すことになります。

 小型で簡単なものですが、綺麗に組み立てられデザインもシックです。結果的にみれば何と無いことですが、なかなかいろいろ工夫されています。

 箱根細工は寄木細工(よせぎざいく)であり、様々な種類の木材を組み合わせ、それぞれの色合いの違いを利用して模様を描く木工技術です。日本においては神奈川県箱根の伝統工芸品として有名であり、200年程の歴史を持つそうです。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(壁掛け大黒天貯金箱)

 戦前の壁掛け貯金箱、大黒さんの顔の土人形貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、壁掛け、土人形、大黒さんの顔の貯金箱、陶器製、顔の長さ10センチです。

 経年の汚れがあるも、欠け無し、色落ちもわずかで゛、比較的状態の良いものです。お金の入れ口は有るも、出し口が無く、壊すことになりますが、貯金箱としてよりも、飾り物としての価値が高いものでしょう。小型で貯金箱としては利用しずらいものです。

 和やかな良い笑顔で福をもたらしそうです。

 青戸鉄太郎の作とのことです。青戸鉄太郎は、紙塑人形作家 青戸慧の父で、大正~昭和の人形作家です。 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(深まりゆく秋の川中島カントリー)

 台風一過、秋日よりの好天気が続いています。これからの信州一帯は、様々な木々の紅葉に彩られ、得も言われぬ美しさの中に有ります。穏やかな暖かさに似合うむせる様な春の花々も良いけれど、クールな空気、時として陽の光の暖かさにホットするそんな中での自然がもたらす彩り、しみじみと奥深い美しさを堪能出来ます。

 昨日、久しぶりに川中島カントリーを訪れました。長野市の南側、山手にあるカントリー、山道をカントリーに向かっていくと、道の両側一帯が延々と林檎畑です。今や正に熟してきて、赤や黄色の大きな林檎が鈴なりです。途中、茶臼山動物園があり、眼下千曲市・長野市が一望です。もう一段上にカントリーが有ります。

 カントリーは、トップシーズンに加え好天気に誘われたゴルファーで大盛況です。一部紅葉が始まり、未だ緑の多い木の中で美しい花のごとくです。管理の行き届いたエントランスの植樹に気持ちも和らぎます。写真で、今のカントリーの秋を紹介しましょう。

 エントランスの一部には、何十年も前に林檎並木が作られ、真っ赤な大きな林檎が鈴なりです。

 スタート側、ハウス出口の植樹など、秋の彩りが始まっています。

 東1番コース、眼下に市街地、遠く山々が連なっています。陽の暖かさに癒されてのプレーです。

 遠くアルプスの連なりが見えるコースです。既に冠雪だそうですが、生憎の雲に隠されご紹介出来ません。素晴らしい好天気だったのですがなかなか難しいものです。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(リバーシブル貯金箱)

 リバーシブル? 両面仕立てのこと。一つの貯金箱で、表裏の両面に福助・お多福の像が作られた珍しい貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、片面が福助、もう片面がお多福の貯金箱、染付(白地の素地に酸化コバルト (→呉須 ) を用いて下絵付けを施し,さらにガラス質の透明釉をかけて焼き,文様を藍色に発色させた陶磁器の日本における呼称)陶器製、高さ12センチです。

 あっさりとした感じですが、見るほどに両者とも可愛い愛敬のある顔です。重くて丈夫で、座りごこち良く貯金箱としての利用価値も十分です。

 両者とも福を呼ぶ縁起物、傍近く置いて期待するのもよさそうです。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(昭和レトロ 動物の貯金箱)

 昭和40年代頃まで、小型で厚手、素朴な感じの陶器製動物貯金箱がいろいろ提供されました。

 上の写真、向って左側、パンダの貯金箱、高さ、12センチです。1972年(昭和47年)、上野動物園に初登場しました。一大ブームを引き起こし、いまだに人気抜群です。このパンダの貯金箱は上から色付けしたらしく耳のあたりが剥げてきています。 

 真ん中の風船を持った猫の貯金箱、高さ12センチです。当時流行のメッセージ貯金箱です。身近に置いてもらって、常に語りかけたいということでしょうか。

 向って右側、犬の貯金箱、高さ10センチです。くりっとした目とおちょぼ口が印象的です。

 ところで、3点の共通点が有りますが分かりますか。蝶ネクタイです。当時の流行りだったのでしょうか。

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