にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(変わった蛸の貯金箱)

 夜半の雨も早朝に止んで、まぶしい陽が射し、暖かな良い天気になりそうです。どっと落葉し、落ち葉の絨毯です。濡れ落ち葉で掃きづらく、一方、一寸強い風が吹き、掃き固めた落ち葉を吹き飛ばします。落ち葉処理も大変です。頑張って木々に残った葉は紅葉し見事です。

 濡れ落ち葉・・・「払っても払ってもなかなか離れない」様子から転じて、主に定年退職後の夫が、特に趣味もないために、妻が出かけようとすると必ず「ワシも(付いて行く)」と言って、どこにでも付いて来る様子を指すそうですが、現状、忙しがっている自分でもよく分かります。何となくそんな時間も欲しいこの頃です。

 当館隣の南部公園

  さて、蛸壺から身を乗り出している、何とも変わった面白い蛸の貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、変わった蛸の貯金箱、陶器製、高さ20センチです。

 昭和時代のもので、形も珍しく、なかなか凝った面白さがあります。

 頭の上に子蛸?を乗せています。目に工夫があり、子蛸はギョロ目ですが、親蛸?は見る角度によって、目を閉じたり、開いたりします。

 首振りになっていて、よく降ります。顔もひょうきんで楽しい。全体が凝った丁寧な作りです。

 お金の入れ口は背中にあり、出す時は、首を抜くようになっています。

 メーカーらしき刻印がありますが、よく分かりません。面白いし、楽しめるし、癒される貯金箱です。

 こちらもご覧ください。

 開催中の企画展、「クリスマス貯金箱展」の展示品からの紹介です。クリスマスパーティで讃美歌を歌う女の子の貯金箱です。陶器製、高さ23センチです。手に持つのは蝋燭立てです。あっちもこっちも実用的な優れもの、その上、見栄えも良くて、展示パーティを盛り上げています。

 

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