にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(箱根細工 水車小屋の貯金箱)
しっとりと落着いた感じの箱根寄木細工、水車小屋のカラクリ貯金箱を収蔵しました。
上の写真、箱根細工の水車小屋貯金箱、木製、高さ15センチです。
しっかりした作りで、水車がくるくる回ります。この箱根細工貯金箱の特徴は、お金の取り出し方法が凝ったカラクリになっていることです。表面的に何処にも取りだし口が有りません。お金の入れ口は正面の屋根に有ります。以下の写真で順を追って説明しましょう。
上の写真の通り、寄せた木を動かすと鍵穴が出てきます。でも、鍵が有りません。
上の写真、更に木を動かすと、引き出しが出てきて、鍵が入っています。
上の写真、この鍵を使って屋根を開けてお金を出します。
寄木の技術で、この一連の動きが全く推測出来ません。素晴らしい細工の貯金箱です。
箱根細工は寄木細工(よせぎざいく)であり、様々な種類の木材を組み合わせ、それぞれの色合いの違いを利用して模様を描く木工技術です。日本においては神奈川県箱根の伝統工芸品として有名であり、200年程の歴史を持つそうです。
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