にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(郷土玩具の貯金箱)
郷土玩具の貯金箱を収蔵しました。東邦銀行の提供品、福島県の民芸品です。
上の写真、左側、首の揺れるのが特徴、会津の赤ペコです。陶器製、高さ7センチ、体長12センチです。ペコとは牛のこと、昔、人々が、お寺を建立する時、材木を運ぶのに難儀していると、何処からか牛の群れが現れ、材木の運搬を手伝ってくれた。重労働で多くの牛が倒れる中で、最後まで働いたのが赤色の牛だったと言われているそうです。右側、郡山の三春駒、陶器製、高さ12センチ、体長7センチです。日本で、最初の年賀切手に採用された民芸品です。坂上田村麻呂が、蝦夷征伐の際に苦戦していたところ、どこからともなく現れた木馬に助けられたという伝説から生まれた子供の玩具、「子育木馬」が発祥とされているそうです。
上の写真、こんな以前の貯金箱も収蔵しました。左側、1964年(昭和39年)、東京オリンピックの貯金箱、聖火台なんでしょうか。ブリキ製、高さ12.5センチです。郵政省の提供品です。当時、東京オリンピックに関係する貯金箱は数多く提供されたのでしょうが、現存するものは少ない感じです。これなんか珍しいと思います。右側、福助の古く、形の珍しい貯金箱、陶器製、高さ9センチです。おでこの出ている福助は、古いものに多いです。
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