にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(有名な短歌を連想させる貯金箱)
有名な短歌を連想させる貯金箱を収蔵しました。
上の写真、何かもの寂しげな少年、海岸の小岩に腰かけ、もの思いに耽っている様子、足元には、一匹の蟹が居ます。これが貯金箱です。陶器製、高さ15センチです。
石川啄木の有名な詩、「東海の 小島の磯の 白浜に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」が連想されます。詩の情感がよく出た造り、赤い大きなハサミを持った蟹も印象的です。
この詩に関係した貯金箱なのでしょうか。土産物か、或いはもっと上等な芸術品か、まあ、そんなことは無いでしょうが、なかなかの一品です。お金の出し口が有りません。もしかしたら、結構古いものかも。いろいろと連想が広がります。
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